面白いのだが、時代劇の感じがしないのである。エリザベスIは1533年生まれなので織田信長よりも1歳年上だ。
この映画、少々ふざけすぎているというか、間が抜けているというか、緊張感がないのである。
ロバートは女王と恋仲であるが、女王から嫌われるきっかけが、「じつはロバートは既婚者」であることがバレる、みたいな。女王とロバートは幼なじみだし、昔のイギリスなんて村みたいなものであるから、知らないわけがない。
ウォルシンガムが裏切ったか! と思いきや、10秒後に裏切った振りだっただけとわかるし、スコットランドのメアリーはあんな大物ぶって瞬殺されるし、アンジュー公はただのキチガイと描かれている。
007のダニエルグレイクは007みたいな感じで出てきたと思いきや、拷問されてベラベラ喋るし。
見所はジェフリー・ラッシュが格好いいところだろうか。
ちなみに、「エリザベス:ゴールデン・エイジ」という続編がある。
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