この時代の靴はまだかかとがラバーではなく、かかともレザーソールなのだというのがとても印象に残った。あれじゃ、かかとはすぐにすり減ってしまうだろうし、つるつる滑って大変じゃなかろうか? いつからかかとにレザーが付くようになったのだろう。ググってみたがわからなかった。ご存じの方がいたら教えて欲しい。
あと、この映画でも初対面の挨拶でHow do you do ? が使われている。007のゴールデンフィンガーでも使われている。英語の勉強をしていると、How do you do ? はもう死語で使われることはない、と習ってきたが、少し古い映画の中では普通に使われている。確かに、最近の映画では出てこないかも。
「ティファニーで朝食を」図書館の本に落書きしたり、万引きしたり、兄貴が死んだからといって家中メチャクチャにしたり、タクシーを降りる際の捨て台詞が異様に長かったり、違和感たっぷりだが、オードリーが美人で見ていて楽しい。
恋愛に対するメッセージ性も明確だ。誰かと一緒になることは檻なのか、それとも愛なのか。
「君は僕のものだ」
「人が人のものなんて」
「人のものになりあうことだけが幸福への道だ」
プライムビデオで見られる。おすすめの映画だ。