恐竜がリアルである。ネタバレも何もない。ただ、恐竜が暴れて人々がパニックになるという話し。登場人物も、実に自分本位で素晴らしい。
いかに迫力があり、闘いが秀逸で、パニック度合いが強いかにこの手の映画の成否はかかっている。わたしはかなり楽しめた。五歳児と三歳児と一緒に、「うわー! こえぇー!」とか騒ぎながらみんなで楽しんだ。
そういう映画だ。ユーガットメールみたいな作品が観たくてこれを観る人間はいないと思う。映画を楽しむには、TPOをわきまえるのは重要で、今どういう映画をチョイスすべきか。気分によって、作品は名作にもなり駄作にもなり得る。ジュラシックワールドの評価が低いので、そんなことを感じた。