(100日連続更新21日目)
ある選挙関係者から聞いた話し。
某県の某選挙区、A区とB区がある。そこは選挙区調整で民主党がA区、維新がB区と分けた。
野党共闘なら、B区を維新に譲った民主党は、B区の維新を応援すると普通の有権者は考えるだろう。逆にA区を譲った維新はA区の民主党を応援すると思うだろう。野党共闘なら。
しかし、現実はそれほどシンプルではない!
民主党はB区を維新に譲ったが、もし、維新の候補が通ってしまいB区に居座られた場合、次にB区から民主の候補者を立てられないことになる。また、政界再編で民主と維新が合併したら、B区の選挙区を狙っていた民主党関係者の椅子がなくなる。絶対に維新には落ちてもらわないとならない。
だから、どうするか?
民主党はB区の小選挙区で自民党を応援するというのだ。B区の民主党支援者には、小選挙区は自民、比例は民主でやれということになっている。小選挙区を自民党に取らせておく分には、風次第でまたいくらでもひっくり返る可能性がある。
維新にとってもこの構造は変わらない。民主党に取られるのは最悪なのである。
自民党単独三分の二議席とか言われている。
安倍自民党にNO! などと言いながら、民主や維新が自民の票を上乗せしてるんじゃないか?