2021-07-01から1ヶ月間の記事一覧
池袋に行ったらめっちゃ混んでた。 どこが緊急事態宣言? 西武のエレベーター。人数制限してて、一度に乗れるのは3人まで。エレベーターの前が通勤ラッシュ状態。 これじゃ、戦争負けるわ。 くだらん緊急事態宣言と人殺し&隠蔽セットのワクチンを今すぐやめ…
貸本屋の若い女性「せん」が主人公という、時代劇物でもかなり異色なのではないか。 葛飾北斎などが出てくるので、江戸後期の話である。 御公儀の検閲が厳しく、貸本屋も怪しい本を扱うとしょっ引かれる。主人公の父親は本の挿絵を彫る彫り師であったが、御…
「芥川賞」は、石沢麻依氏(41)の『貝に続く場所にて』、李琴峰氏(31)の『彼岸花が咲く島』が選出。 ということで、私の「受賞作無し」は見事に外れた。 一応受賞確率順位は 貝に続く場所にて>水たまりで息をする>彼岸花が咲く島>氷柱の声>オーバーヒ…
今回は正直予想が難しい。突き抜けた感じのものもなければ、特段劣っているものもない。さらに、群像新人賞受賞選考委員と芥川賞選考委員が被っている。普通に考えると、この作品が一番受賞に近いと思われる。 最初に結論、予想結果を述べる。 第165回芥川賞…
明日が芥川賞の選考会なので、どうにかギリギリ5作品読破。 まとめは今晩にでも書こうと思う。 貝に続く場所にて 作者:石沢 麻依 講談社 Amazon 久しぶりに読めない作品を読んだ。 おそらく、意図的に読みにくい表現にしていると思われる。 読みにくい理由は…
今回はあっさり近所の図書館で揃った。 水たまりで息をする 作者:高瀬 隼子 集英社 Amazon あらすじ 地方出身30代半ばの女性が主人公。東京住まい。OL。同年代の男性と結婚して都内のマンションにくらしている。旦那もサラリーマン。 ある日、旦那は飲み会で…
オーバーヒート 作者:千葉 雅也 新潮社 Amazon 前作、デッドラインの続きである。前作は修士課程を語っていたが、今作は大学に勤務したあとのはなし。 主人公の名前が○○なのである。なぜだろうか? 名前くらい付けてやればよかったのに。 ぶっちゃけ本人なの…