れいわ新撰組と三橋貴明の椅子。
れいわ新撰組が予想以上の票を取ったのは記憶に新しい。
わたしは三橋貴明氏の「金なんてナンボでも刷れるぜ」理論が好きなので、MMTのれいわは三橋氏に似ているなぁ、と漠然と思っていたところ、先日、三橋氏と山本氏の対談を見つけた。
動画の中身はいつもの三橋節なので、特に目新しいことはないのであるが、問題はこの椅子である。
これは、オーレ・ヴァンシャーのow149、通称コロニアルチェアである。
カール・ハンセン&サンが作っている。
一脚30万から40万ほどする椅子である。二脚ずでんと置いている。
この椅子は匠大塚でも扱っていて、座らせてもらったが、じつに良い座り心地である。購入候補の筆頭に入っている。クッションが良いのだ。座面が籐だからかも知れない。
三橋事務所、恐るべし。
世界で最もクリエイティブな国デンマークに学ぶ 発想力の鍛え方
- 作者: クリスチャン・ステーディル,リーネ・タンゴー
- 出版社/メーカー: クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
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2019夏の文学教室 赤坂先生、象徴天皇の話。
赤坂先生は箱の中の天皇について。
箱の中の天皇自体が、非常に論文的な作品なので、今回の講義でも、その内容をなぞっている感じだった。
「箱の中の天皇」の感想はこちら。
箱の中の天皇 赤坂真理 を読んだ 感想 レビュー - 文学・文具・文化 趣味に死す!
東京プリズンは読んでいないが、こちらも天皇を題材にした小説。
おそらく、もう一作なにか書かれるような気がした。そうすると、天皇三部作になる。
御本人は艶やかな着物姿で登壇された。非常にゆっくりと喋る方であった。
赤坂先生も象徴天皇制はアメリカ製でそれは無理なのではないか、という感を抱いているように感じた。
象徴が象徴のつとめを果たすってなに? という問いを今回もされていた。
これは確かにそうで、生きている人間を象徴にすれば、その人間が「おれは象徴とはこういうものだと考える!」となる時点で、それは一体なにを象徴しているのだ? という矛盾が生まれる。
赤坂先生的に言えば「これが日本国と国民の象徴のあり方です」と象徴に先に言われてしまうって、国民としてどうなの? という問題。
だからか、日本人は外に対して天皇を象徴に使おうとはしない。外に対して使う日本の象徴は「サムライ」である。しかし、これはサムライが現存しない過去の存在だからこそ象徴たり得るのであろう。