文学・文具・文化 趣味に死す!

小説家 星香典(ほしよしのり)のブログ。小説、映画、ファッション(メンズフォーマル)、政治、人間関係、食い物、酒、文具、ただの趣味をひたすら毎日更新し続けるだけのブログ。 ツイッター https://twitter.com/yoshinori_hoshi  youtubeチャンネル https://www.youtube.com/channel/UC0YrQb9OiXM_MblnSYqRHUw

犬王 を観た

 

 

話の内容は良いのであるが、音楽が……。

 

なぜか琵琶なのにロックンロールギターの音がする。

 

近年のロックバンドの音になってしまっている。

 

べつにロックバンドの音楽がBGMとして流れるならばなんら苦言はないのであるが、室町時代の琵琶法師たちが、ロックギターやドラム(大太鼓)、琵琶が大きくなったベースなどを弾いて、振り付けも近代のロックなので、正直引いた。

 

しかも、曲もあんまり好みではなかった。そもそも日本語ロックンロールというのがイングリッシュ俳句ばりにわからんのだ。

 

映像もロックンロールに合うように作った映像なので。

 

犬王の演劇も、劇中の庶民は新しいと持て囃すが、単に現代のステージでやってることを室町時代に移植しただけ。現代人から観たら新しくもなんともない。

 

もともと小説が原作らしい。音と映像のない、小説を読んでみたい。