現在、金融緩和しても消費するべきものがない、もしくは将来に対して貯金、などの意味合いから、金が金融市場にばかりながれて、庶民の暮らしは良くならない。物も売れない。
日経が3万円を超えたからといって、8千円のころと生活にどんな違いがあるのだろうか? 世間は未だに不景気なままである。
そこで、株式譲渡課税20%のあり方を変えるのである。
株式譲渡益を特定の一括の買い物に当てた場合、非課税にするのだ。
現在は20万円以上の利益があると、20%の税率がかかる。100万円儲けると、20万円も税金で持って行かれてしまう。
そこで、100万円の一括の買い物をする場合、これに譲渡益を充てることができるようにして、譲渡益にかける税金を非課税にするのだ。
30万、40万もうけている人間はたくさんいる。しかし、20%の税金を払うのが嫌だから、含み損と相殺してしまう。これでは、生活世界に金は流れない。
30万でも40万でも一括で支払う場合譲渡益に税をかけない。そうすれば、カメラやテレビやいろいろなものが売れて生活世界が活気づく。
名案なので後で政府に送っておく。徳川吉宗ではないが、首相官邸のHPには目安箱みたいなものがある。
金持ち優遇策ではないか、との批判があるかも知れない。
そもそも金持ちは譲渡益にすることによって本来45%の税率を20%で逃れている。なので、この政策は金持ちには余り関係ない。むしろ、金持ちがこの政策で金を使うことによって、庶民の方の利が勝ると思う。
それよりも、市中に金を回すこと。また、40万儲けて20%(8万円だぞ!)持って行かれてしまう悲しき庶民投資家のための政策である。