結局、なんだかんだでわたしは獺祭が好きなのだ。
半年に一度は買ってしまう。いや、もっとか。
獺祭はかなり高いレベルでうまさをキープしているが、そのロットによって微妙に味が違う。わたしが最高だと思う獺祭は、ぷーん、という得も言われぬ香りが、飲む瞬間に広がる、あの獺祭である。
ロットによって、はっきり香るものもあれば、全く香らないものもある。今回買ったものは少し香った。
獺祭は基本的につまみは必要としない。食中酒ではない。食後か、夜にでも、ゆっくり酒だけを楽しむ。カラスミは良かった。獺祭の甘さをきりっと尖らせてくれる。
しかし、ビックカメラでもアマゾンでも獺祭は定価で買えるにかかわらず、未だに法外な値段で販売している、もしくは、2割ほど高い値段で販売している店は謎である。まだプレミアだと思って高い金を払うものがいると言うことか。
繰り返すが、獺祭はアマゾンでもビックカメラでも定価で買える。