このブログでは最近頻繁に北欧家具の話をしてきた。
フィン・ユールだの、ハンス・ヨルゲンセン・ウェグナーだの、オーレ・ヴァンシャーだのほざいてきた。
だが、わたしは根本的に間違えていたようだ。
というのも、先日、ついに憧れのGE290に座ったのだが……。
そこで、思い出した。ハンス・J・ウェグナーは日頃より「典型的なデンマーク人と同じ体格である」ということを自慢していたという。自分でサイズを体感できるからである。
典型的なデンマーク人。まぁ、日本人よりはデカいだろう。
すぐにグーグルに打ち込んだ。
【デンマーク人の平均身長】
いろいろなサイトで、いろいろ書かれているがどれも、
180cmオーバー!
デンマーク人は地球人の中で屈指のデカさを誇っている。恐竜で言えばブラキオサウルス級である。
ヴェロキラプトル程度の日本人が座るものではないのである。
GE290、まず、座面がデカすぎる。深く腰をかければ短足であるわたしは膝の裏側が支えてしまう。肘掛けも無理に腕をひろげないと肘をかけられない。
ぶっちゃけ、子どもが大人の椅子にちょこんと座っているようなもので、椅子そのものは滅茶苦茶格好いいが、端からみたら、全然格好良くないだろう。
基本、北欧家具、チェアは180cm越えの人間の為に作られている。
なるほど。だからこんなものがあるのである↓
Yチェア 日本サイズ (CH24) ビーチ材 ソープフィニッシュ ナチュラル ペーパーコード Carl Hansen & Sonsのヨーロッパサイズ | 北欧家具の通販 - 北欧家具.com
北欧チェアはそのデザインの素晴らしさに惚れたが、いざ座るとなると、サイズは考慮せざるを得ない。
リプロダクト品で、日本人サイズにダウンサイジング化したGE290とかを作ったら売れるのではなかろうか。