ラジオ版学問のススメは好きでよく聞いている。知っている人も多いが、知らない人も多い。ロバート・ハリスなる作家は寡聞にして知らなかった。
この人は冒険作家らしく、人生を冒険している。それが真実かどうかはともかく、話の節々からそのような匂いが立っているのは事実である。
ひとつ、わたしも真似したいなと思ったのは、100のやりたいことリスト、夢リストをつくること。
100というのがミソで、10位だとすぐに出来上がってしまう。100作ると、やりたいことが具体化してくるのだそうだ。
例えば、わたしだったら、「新作を書く」などでもいいが、もっと細分化して、「室町時代の歴史物を書く」とか、「南北朝時代を研究する」とか生まれてくると言う。
そして、夢が叶ったら、また新しい夢を加えて、リストは常に100にしておくのがミソだとのこと。興味がなくなった夢は入れ替えてもいいとのこと。
また、夢はポジティブでなくとも構わない。ハリス氏は「離婚する」などもリストに載せていたらしい。載せられた奥さんは不憫であるが、冒険作家と結婚したのだから仕方あるまい。