文学・文具・文化 趣味に死す!

小説家 星香典(ほしよしのり)のブログ。小説、映画、ファッション(メンズフォーマル)、政治、人間関係、食い物、酒、文具、ただの趣味をひたすら毎日更新し続けるだけのブログ。 ツイッター https://twitter.com/yoshinori_hoshi  youtubeチャンネル https://www.youtube.com/channel/UC0YrQb9OiXM_MblnSYqRHUw

ベンツ Gクラスを買った。新車でだ。

トミカだがな。

 

古道具屋で未使用品が売っていた。360円した。

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この無骨な面がたまらぬ。
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ドアも開く。

左ハンドルだ。

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もともとGクラスは軍用車両だ。それが、これほどラグジュアリーになってしまうとは、ベンツの魔法であろう。

 

普通の都市に住んでいる人間にとって、Gクラスが必要となるようなオフロードはない。だが、このオフロード仕様が魅力的なのはなぜだろう。

 

車は国民のダイバーシティ、つまり、国民の一体感が失われた過程をよく現していると社会学者の宮台氏が言っていた。

 

昔は、カローラ、コロナ、クラウンと階級が決まっていた。が、昨今はそんな階級は無視して、オフロードがなくともジープに乗り、アウトバーンがなくともスポーツカーに乗る。

 

そして、ジープに乗っている人間はスポーツカーに乗っている人間の心を知らず、スポーツカーに乗っている人間はジープに乗っている人間の思いを計れない。また、お互いそれでいいと思っている。他人が考えていることに関心を抱かない。国民のダイバーシティ化である。

 

共有の意識などなく、他人の嗜好は所詮他人が知ることが出来ない。この社会の中でどのように一体感を作ればいいのだろうか。

 

そんなことはどうでもいい。

 

Gクラス。街中で乗るのはちょっと面倒臭い。わたしは街では好んで軽自動車を乗っている。圧倒的に楽だ。

 

が、高速道路を使って遠出するならGクラスもよかろう。あと、駐車場の木陰に駐めて読書をするのが趣味である。Gクラスでやれば相当リッチな気分になれると思う。

 

Gクラスも欲しいっちゃ欲しいが、やはりその前にオープンカーだ。Gクラスならぶっちゃけ80才で乗っても格好がつくから。

 

トミカ No.35 メルセデスベンツ Gクラス (箱)

トミカ No.35 メルセデスベンツ Gクラス (箱)