文学・文具・文化 趣味に死す!

小説家 星香典(ほしよしのり)のブログ。小説、映画、ファッション(メンズフォーマル)、政治、人間関係、食い物、酒、文具、ただの趣味をひたすら毎日更新し続けるだけのブログ。 ツイッター https://twitter.com/yoshinori_hoshi  youtubeチャンネル https://www.youtube.com/channel/UC0YrQb9OiXM_MblnSYqRHUw

me too や we too 問題でみんな勘違いしてるんじゃないだろうか?

me too運動は階級闘争である。

 

セクハラを受けた、とか、パワハラを受けた、これらを撲滅すべき、と言うスローガンである。

これに対する肯定的反応は、自分はそういう被害を被っていないけれど、セクハラ、パワハラはよくないので撲滅しようとme too運動に共感するタイプ。

 

否定的反応は、仕事なんだからパワハラもあればセクハラもあるし、どこに線を引くかは主観的な感覚に過ぎず、セクハラ、パワハラとレッテルを貼るのではなくお互いを理解することが肝要。

などである。

 

これらは共にme too運動が階級闘争であると理解していない。つまり、me too we too運動は武器なのである。日本的言い方をすれば下克上、一揆なのである。意識的に使っていようが無意識的にやっていようが、結果、敵対階級を粉砕することが出来れば、武器なのである。

 

この結果なにが起こるかと言えば革命で、その革命というのは新たな階級を生む。

いま起こっていることは芸能界にしろ角界にしろ、インナーサークルの機能不全である。阿吽の呼吸が出来なくなっているところだ。

故に、新たな階級というのは、新たに阿吽の呼吸が出来るサークルを人々が創り出すということに他ならない。それがなんであるかわかれば一儲けできるのであるが。