涙くんさよならはいい歌である。
曲も歌詞もいい。
歌詞はこんな感じだ。
作詩 作曲 浜口庫之助
涙くんさよなら さよなら涙くん
また会う日まで
君は僕の友達だ
この世は悲しいことだらけ
君なしではとても
生きて行けそうもない
だけど僕は恋をした
素晴らしい恋なんだ
だからしばらくは君と
会わずに暮らせるだろう
涙くんさよなら さよなら涙くん
また会う日まで
これは真実である。この世は悲しいことばかりだし、涙なしには生きられない。
だけれども、素晴らしい恋をすると楽しくなって、涙なしでも生きていける。
その通りだと思う。
しかし、不倫が厳しくなった現在、この歌詞は既婚者に突き刺さる。つまり、既婚者は恋が禁止なので、涙と共に生きる以外ない、と現実を突きつけられるのだ。
ほんの少し前まで、不倫でとやかく言われることはなかった。飲酒運転でとやかく言われることもなかった。
立憲民主党の候補者が叫んでいた。
「いつから日本は、こんな息苦しい世の中になったんですか!?」
同感だ。多少の飲酒運転、つまらん不倫、モリカケ問題、こんなことくらいは許してやる寛容さが日本には必要なのかも知れない。