半年から一年おきくらいに、無性に英語の勉強がしたくなる。今がそれに当たる。どうせ、ひと月かふた月勉強をしていると飽きるのであるが。
英語が生活上必要なわけではない。おそらく、多くの日本人が必要もないのに英語を学んでいることだろう。ある本に書いてあった。なぜ日本人は英語が出来ないのか。曰く「必要がないから」である。
必要のないものをなぜ時間や金を使って学ぶのか。英語は趣味以外のなにものでもないのだろう。少なくとも、わたしにとっては趣味に過ぎない。
では、英語の魅力とはなんだろうか? それは、「ここではないどこか」ではないかと思う。むかし、「なぜ、少年は車や電車や飛行機に憧れるのか」という問に、「それは、ここではないどこかに連れて行ってくれるものだから」という答えがあった。これには妙に納得させられた。
英語はまさに、わたしにとってここではないどこかなのだ。いつか、亡命する日が来るかも知れない、という限りなくゼロに近い夢想がある限り、英語を学ぶ魅力が失われることはないかも知れない。
とりあえず、TOEICでも受けてみようかな。
yoshinori-hoshi.hatenadiary.jp

- 作者: Educational Testing Service
- 出版社/メーカー: 国際ビジネスコミュニケーション協会
- 発売日: 2014/11/12
- メディア: 大型本
- この商品を含むブログ (7件) を見る