(100日連続更新18日目)
昨日紹介したオプティミストはなぜ成功するか。この中にオプティミスト度とペシミスト度を測るテストが載っている。自分はやってみたらマイナス3というやや重いペシミストだった。
意外だった。自分のことをオプティミストだと思っていたから。
さておき、ペシミストも実は悪いことばかりではないという。
オプティミストは現実を歪めて解釈する率が高いということが実験で証明されている。10問中5問間違えるテストをやり、難問間違えたか、と聞くと、オプティミストは自分の間違えた問数を少なく記憶している。引き替え、ペシミストは間違えた問数をより正確に記憶していた。
ペシミストの方が現実を正確に認識することが出来るということだ。
なぜ、ペシミストが淘汰されずに生き残ってきたか。企業や組織でも一定のペシミストがいる理由は「有用」だからである。世の中には実際にあまり楽観的に考えない方がいいことが多々ある。
例えば、取り返しの付かないこと、種々の検査や調査、乗り物の操縦、などはオプティミストよりもペシミストの方がいい。慎重を要する件はペシミストの方が使える。