文学・文具・文化 趣味に死す!

小説家 星香典(ほしよしのり)のブログ。小説、映画、ファッション(メンズフォーマル)、政治、人間関係、食い物、酒、文具、ただの趣味をひたすら毎日更新し続けるだけのブログ。 ツイッター https://twitter.com/yoshinori_hoshi  youtubeチャンネル https://www.youtube.com/channel/UC0YrQb9OiXM_MblnSYqRHUw

越乃寒梅 別選(吟醸) 飲んだぜ!

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御免。

正直言って白ラベル(普通酒)の方が美味かった。

なぜだかはわからない。

越乃寒梅がふつうに美味かった - 文学・文具・文化 趣味に死す!

 

酒の美味さは難しい。その日の気分もあるし、同じ銘柄でもロットが違えば味が違う。

 

とにかく、別選に白ラベルを飲んだときのようなちょっとした感動はなかった。

 

それは期待値の問題かも知れない。

ぶっちゃけ、白ラベルにはそれほど期待していなかったが、期待を裏切る美味さがあった。

 

別選は、白ラベルがあれだけ美味いなら、別選はもっと美味いだろう、という高い期待値が設定されていた。だから、感動をさほど感じなかったということがあるかも知れない。

 

でも、どちらか次買うならば、普通に白ラベルを選ぶと思う。安いし。

 

 

 

 

 

祝! 一年連続更新!

まずはこの画像をご覧戴きたい。2018-12-2のつぎが、2018-12-4となっている。去年の12月4日から連続して更新しているので、今日でまる一年ということなった。

 

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昨日ちょっと早めに更新したのはこの理由である。

予約更新ではこのスクショが撮れないのだ。

ご覧じよ! じゃじゃーん。

 

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365日である。

 〽365日

♪365日♪

である。

曲名は「365日の連続更新」である。

 

前は百日連続更新でも必死だったのに、気がつくと呼吸をするようにブログを書いている。それだけ慣れたのかも知れないが、この慣れは怖い。内容に緊張感がなくなってしまうからである。

 

かといってクオリティは微塵も落ちてはいない。その自信だけはある。はじめから落ちようのないクオリティなのでどう頑張ってもこれ以上は落とせないのである。

 

毎回連続更新記念のたびに書いているが、今回も書かせていただく。

読者の皆様には本当に感謝である。

 

さて、これ以降はさして毎日更新にはこだわらないことにする。おそらく、この調子ならば400回は軽く行き、二年も夢物語ではなさそうだからである。

 

では、なにを目指すか。クオリティを上げるか? いや、それは出来ぬ相談である。人間贅沢を覚えると貧しさが忌まわしく思えてくるもの。クオリティーも一度上げてしまうと下げるのは至難である。

 

この調子でだらだらと行かせてもらうのであしからず。

 

今後とも気楽に付き合っていただきたく。ああ、でも毎日覗いていただけると泣いて喜びます。

 

 

かぐや姫を好きになったら

かぐや姫を好きになったら

 

 

スピリット・オブ・ロードスター を読んだ。感想 レビュー

いつも19時に投稿しているがちょっと早めに投稿する。

 

スピリット・オブ・ロードスター  ~広島で生まれたライトウェイトスポーツ

スピリット・オブ・ロードスター ~広島で生まれたライトウェイトスポーツ

 

 

このブログの読者はしつこいくらいに聞いていると思うが、わたしの夢はオープンカーを所有することである。

 

しかし、先立つものがないのである。あと、いろいろな制約もある。

 

なので、ロードスターが欲しいのであるが、本体ではなく本で我慢した。

 

この本、高評価で、実際面白いのであるが、わたしのような車素人には半分以上ちんぷんかんぷんであった。

 

例えばこんな感じだ。

「フロントサスペンションは、ロードスターの伝統に則ったインホイール型のダブルウィッシュボーンが用いられる。上下のアームが共にホイール内側でハブを支持する形式だ。特徴は軽量コンパクトでタイヤの支持剛性が高く、その支持剛性がダンパーに強度的に依存しない――」

 

ほとんど意味不明だったがロードスターのこだわりとか、壁をいかに乗り越えたとか、あたらしいアイディアとか、なんとなくわかった。

 

ちなみに、著者は素人にもわかりやすいように頑張って色々説明してくれている。例えば剛性と強度の説明では、ティッシュペーパーの箱の喩えを用いる。ティッシュペーパーの箱の両端を持って捻ろうとしても結構な力が要る。これが剛性だ。しかし、置いた状態で殴れば簡単に潰れる。これが強度。剛性があってもイコール強度があるというわけではないことを説明している。

 

その他にも、デミオと同じ部品だから強度が心配ということに関しては、強度はそれ自体では語れない。全体の重さの中で語らなければ意味がないという。その喩えで用いるのがペットボトル。2リットルペットボトルに水を満たして力強く振れば、持っている指の部分が凹む。しかし、空の状態で振ってもペットボトルは凹まない。

 

などなど。

 

あと、ライトウェイトスポーツカーがどうして廃れたのか。それは安全性能の義務化に寄るところが大きい。安全性能を高めるために車は重たくなる。だから、エンジンもどんどん大きくなってきた歴史がある。

 

諸賢はリトラクタブルヘッドライトをご存知だろうか。昔のスポーツカーでよくあったぱかっと飛び出すヘッドライトである。しかし、最近の車では見ない。わたしはデザイン性の問題だと思っていたら実は違った。あのライトの形状が「危険な突起物」に該当するために消えたのである。

 

ロードスターではNAのライトがNBで消えたのはそのためだ。

 

実にいろいろ知らないことが学べた面白い本である。知識がある人が読んだらもっと面白いのだろうと思った。

 

ああ、オープンカー。