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創元SF短編賞に間に合ったが不運な出来事

創元SF短編賞 | 東京創元社

 

創元SF短編賞は昨日が締め切りだった。40×40で10枚から25枚という、それほど長くない。わたしは15枚書いた。

一週間くらい前に書き上げて寝かして昨日の朝、早起きして読み直して微修正。梗概を書いて出せばいいだけにして仕事へ行く。

家に帰るとちび助たちに邪魔されると思い愛機ヨガブックを持って行って仕事帰りにスタバで作業しようとしてチャイティーラテのトールを注文して席についてPCをケースから出そうとしたら……、

 

なんと空だ。

 

PCケースだけを持ってきてしまった。間抜けすぎる。

仕方がないので携帯で書こう。チャイティーラテはまだ熱くて手を付けられていない。充電の減った携帯をモバイルバッテリーに繋いだその時だった。急に腹痛が。

トイレに行くか。いや、それならいっそ帰って家で作業した方が効率がいいのではなかろうか。とりあえずスタバは出よう。

熱くてまだ一口しか飲んでいないチャイティーラテを持ってスタバを後にした。駅でチャイティーラテを飲み干して、などと、急いで飲もうとするが熱くて飲めない。そうこうしているうちに腹痛が抜き差しならぬ状況になってくる。

慌ててトイレに駆け込んで、腹痛のほうは事なきを得たのであるが、便器の脇に置いておいたチャイティーラテは飲む気にならず、泣く泣くお別れしたのであった。ちゃんとPCを確認していれば、こんなことにならずに済んだはずなのに。

ついてない日はついてないからこそついてないのである。創元SF短編賞への提出は無事済んだので、それほど悪い日ではないのかも。

 

 

 

鶏手羽大根葱うどん。 鍋一つで簡単に作れる。

カテゴリーに単純レシピをつくった。

 

 

さて、今日は冷蔵庫の余り物を動員してうどんを作った。

その名も鶏手羽大根葱うどん! 

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まずは麺をゆでる湯を沸かすついでに大根を茹でる。大根は水から茹でよ。

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沸騰したらうどんを入れる。このうどんのゆで時間は10分だが、タイマーは4分でセット。

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タイマーが鳴ったら鶏手羽を入れる。下味? そんなものは要らないのである。

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次に葱を入れる。葱がしゃきしゃきがいい人は、もっとぎりぎりで入れた方がいい。わたしはどろどろが好きなので、5分前に入れる。

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鶏手羽を入れたり、葱を入れたりしていると1分くらい経ってしまうので、タイマーは5分にセット。この5分間で器と麺汁の用意をする。といっても、器に原液を注ぐだけだが。

茹でた湯を器の原液と混ぜて、お好みのしょっぱさにする。そして、麺と具を器に移せば完成。簡単至極。七味をかけると美味い。

 

材料 二人分。

うどん240g(ちょっと多かった)

大根5cmくらい

葱一本

鶏手羽二本

 

使った鍋 22cm

 

 

 

 

 

 

神坐す山の物語 を読んだ

 

神坐す山の物語 (双葉文庫)

神坐す山の物語 (双葉文庫)

 

 

かみいますやまのものがたり、と読む。浅田作品は大好きだが、この作品はタイトルもいまいちだし、書き出しもぱっとしないし、表紙もつまらなそうなので敬遠していたが、読んでみてびっくりだ。物の怪をこれほど美しく描いた作品が他にあろうか。

作家が怪談を書くことはよくあって、怪談集のようなものも出ている。この作品もジャンル分けするのなら怪談の部類に入るが、怖いというよりも美しく、登場人物たちも物の怪を美しいものとしてとらえている。

まだ、人々がキツネにつままれていた時代の話である。曾祖父、祖父、叔父、わたし、と験力をもった神官一族の話である。もちろん、フィクションなのであろうが、まるで、目の前にその一族がいるような、そんな気持ちにさせ描き方で、さすが浅田次郎と言いたくなる。

わたしの大好きな本で、日本人はなぜキツネにだまされなくなったのか、という論考がある。その一つの答えがこの作品にはあるかも知れない。験力とは果たしてなんなのか。見えないものが見えるとはどういうことなのか。見える人間と見えない人間の違い。霊とはどういうものか。

本書をわたしと同じような理由で敬遠している方は必読である。

 

 

日本人はなぜキツネにだまされなくなったのか (講談社現代新書)

日本人はなぜキツネにだまされなくなったのか (講談社現代新書)