文学・文具・文化 趣味に死す!

小説家 星香典(ほしよしのり)のブログ。小説、映画、ファッション(メンズフォーマル)、政治、人間関係、食い物、酒、文具、ただの趣味をひたすら毎日更新し続けるだけのブログ。 ツイッター https://twitter.com/yoshinori_hoshi  youtubeチャンネル https://www.youtube.com/channel/UC0YrQb9OiXM_MblnSYqRHUw

仏界入りやすく、魔界入りがたし

人生は日々終わりに近づいているというのに、こんな時間まで酒を飲んで仕事をしているような気になっているが、やっていることは数年前と同じ。

こんな日々を過ごしていると、アメリカ人がトランプ大統領を求める気持ちも何となくわかる。

やはり、作品を書かなければならない。作品の向こうにこそ、真実はある。

川端康成は「仏界入りやすく、魔界入りがたし」とよく言っていたらしい。仏界というのは悟りの世界だ。幸福な世界である。その悟りの世界、幸福を見つけた! と思っても、その先にまた艱難がやってくる。悟ったと思っても悟っていない世界、それが魔界である。

小説とは悟りの世界を描くものにあらずして、悟りの先の世界を描く物である。

これは相当に難しいな、と思う一方、人生をかけるに値することであるなと思う今日この頃である

YOGA BOOK 買って二ヶ月 追加レビュー。

yoshinori-hoshi.hatenadiary.jp

 

YOGA BOOKを買って二ヶ月ほど経ったので追加レビューをしてみたいと思う。

まず、この製品の売りであるリアルペンを使うことはない。わたしにとって手書きの物をPCに保存する必要は今のところ生じていない。

レノボ製品は電源が入らなくなるという不具合があるらしく、わたしのYOGA BOOKも例外ではなかった。たまに1分ぐらい反応がゼロでイライラさせられる。最後には付くので我慢できるが。

一番困るのは電源が右脇に付いているので、右脇を下にして立てかけたとき、電源が落ちてしまうのだ。解決法は電源とは逆の方を下にして置けばいいだけなのであるが、たまに癖で右を下にしてしまう。

キーボードの打ちにくさは、あきらめた方がいい。なかなか、ミスタッチは減らない。そのせいで、完全にブラインドタッチになってしまった。キーボードを見ながら打つと、間違えたまま打ち続けて、打ち直しが増えるのだ。だから、間違えたらすぐに直す。そのためにもブラインドタッチは必須である。

さて、欠点は以上である。ここからは利点を語ろう。

まず、持ち運びが全く苦にならない。ぽんと鞄にいれて持ち運べる。モバイルPCにとって最も必要なことだろう。YOGA BOOKで取り込んだ音楽や音声を、出かけたときそのままBluetoothで聞いたり出来る。

ドロップボックスを使っているので、資料などはドロップボックスに入れておけば、いつでも開いて見ることが出来る。

電池ももつ。一日使って大丈夫だ。モバイルバッテリーで充電もできる。アマゾンプライムの映画もYOGA BOOKで観てしまう。軽いので、ソファーでくつろぎながら、膝に置いて観ている。熱くならないのもいい。

あと、周囲がハロキーボードを珍しがってくれるというのも、利点の一つかもしれない。

YOGA BOOKは生産が追いつかず、二度も販売中止になっているらしい。人気の理由はよくわかる。薄くて軽い。そして、格好いい。これに尽きるのではないだろうか。

特段ハイスペックを望まないのなら、YOGA BOOKはおすすめである。

 

↓このボタンを下にして置くと、電源が切れてしまう。

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珈琲のいれかた動画 


公式映像 2015年ジャパンハンドドリップチャンピオンシップ優勝 高橋バリスタ

 

最近、珈琲のいれかた動画をよく観る。

人によって、こうまでいれかたに違いがあるのかと驚くばかりである。

たとえば、2015年のチャンピオンは抽出するときの温度を一定にするために、途中で湯を切ることはしない。2016年のチャンピオンは3回ほどに分けて入れているし、ドリッパーの縁にまで湯を注いでいる。

2016年チャンピオンは粒度の違う二層の豆を使っている。下に粒度の荒い豆を用いるのは、過抽出を防ぐためだという。

2015年のチャンピオンのいれかたはすぐに真似をした。蒸らし時間は計るのではなく、炭酸ガスが出きった時が終了なのだそうだ。「今です」と蒸らしを終了させるのだが、これが格好いい。

実際、湯を切らすことなく、蒸らし時間も感に頼ってやるようになって、ちょっと美味くなったような気がする。

しかし、珈琲は奥が深い。この動画のシリーズをぜひご覧いただきたい。人の数だけこだわりがある。このこだわりが珈琲の楽しさの一つであることは間違いない。