諸賢は十文字シダをご存じだろうか。シダの一種である。コゴミにそっくりなのだ。
わたしはコゴミのつもりで採ってきて知り合いに配っていると、
「おまえ、これコゴミじゃないし。喰えないぞ」
と言われた。
なにーーー、と調べてみると、確かにコゴミではない。
コゴミの写真などは以下の記事に記載。
yoshinori-hoshi.hatenadiary.jp
二年も経ってたので忘れてしまっていたらしい。
じゃぁ、こごみじゃないならなんなんだ、と言うことで調べたら、十文字シダだった。
ただ、この十文字シダ。ニセコゴミで食べられない、という情報がある一方、ワラビともコゴミとも違う味覚、これはこれで美味、という記事があった。
ならば、喰わぬ法あるべからず。早速調理。
まずは、茶色い毛を除去する。
頭のクルクルも取った。うむ。喰えそうな雰囲気になった。
この状態で囓って味を確認したが、ちょっと渋い。しかし、それほどエグいわけではなかった。
茹でる!
3分ほど茹でた。
茹でてもしっかりとした歯ごたえが残っていた。
マヨネーズ、塩などを付けて食べた。
うーむ。味は薄い。食感も特に面白いものではない。
正直な感想は、食えないことはないが、わざわざ採ってきて喰うほどでもないかな、といったところ。
ひょっとしたら美味い喰い方があるやもしれぬ。試行錯誤の余地あり。また来年けんきゅうしてみようかな。
Amazon恐るべし。売ってた……。こんな山でなんぼでも生えてるもんが、結構なお値段で。