とまぁ大げさなタイトルを付けてみたが、東京に入るのに苦労などは一切ないわけで、普段通り電車に乗っていれば簡単に行ける。
昨日数時間、東京を歩いてみた。有楽町から上野まで。時間は13時から16時30分くらいだ。
例のごとくULTRON40mm一本勝負、撮って撮って撮りまくった。
緊急事態宣言直前の東京も撮ってるので、よかったら比べてみて欲しい。
yoshinori-hoshi.hatenadiary.jp
では早速。有楽町駅間広場。カフェはやっていたが暇そうだった。
車が……いない。
マロニエは普通に咲いていた。
松屋が閉まっている。緊急事態宣言が解除されるまで閉める予定とのこと。
中央通りにいつもの活気は皆無。
盗難防止だろうか。空っぽグッチ&FENDI
木村屋はやっていた。
我らが伊東屋も閉まってる。これじゃ銀座に人がいなくて当然だ。
お仏壇のはせがわは営業中。
京橋。銀座を抜けるとオフィス街だからだろうか、ちょっと車と人が増えてきた。
日本橋丸善は電気はついていたし、中に人はいたのだが、休業中。仏壇が休業しなくていいなら、葬式の手順の本が売られている本屋も休業しなくていいし、戒名書くための筆を売っている伊東屋も休業するべきではないと思う。
ベネチアが綺麗になったというので仄かな期待を寄せていたのであるが、日本橋川は相変わらずであった。
歓楽街は人がいない。しかし、信号の下のおばあちゃんのごとく、所々でショッピングバックを抱えた人を見かけた。開いている店は開いているのだろう。
チャリンコが普段よりも多い気がした。チャリの右には黄色いカウンタック。爆音を響かせてました。
裏通りも見たかった(>_<)
神田。にわかに人が増えてきた。
ヨドバシの駐車場は混んでいるらしい。
神田から秋葉原には行かずに、お茶の水に寄った。気に入ったラーメン屋があって、半年に一回程度の割合で行く。このコロナ騒動で閉店されては二度と味わえぬと思い、予定になかったがラーメン屋に行ってみると……。15時近いと言うのにめちゃ込み。
3密どころではない。暑い厨房でマスクなど出来るはずもなく、店員もマスクしていない。客はラーメンを食うからマスクをしない。
まさに、数ヶ月前の日常が演じられていた。
他にも茶水の人気ラーメン店はこのご時世にかかわらず列が出来ていた。
さた。腹ごしらえをして秋葉原へ。
秋葉原は普通に人がいた。中でもメイドが圧倒的な数いた。おそらく、学校が休みでやることがないので出勤しているのではなかろうか。
ビックカメラで買い物をしたら、入り口で体温測定していた。私は36度と言われた。前にいた人が35度と宣告されていて、エスカレーターに乗りながら「35度なんて、んなわけあるかよ」と友人と笑っていた。
御徒町へ向かう。
アメ横到着。ご覧の通り、結構店は開いているし、銀座のように死んではいなかった。
店は普通にやっていて、感覚としてそれほど人が少ないとは感じなかったが、自分で撮った緊急事態宣言前のアメ横と比較すると、やっぱり人は少ない。閉まっている店は閉まっている。
中田商店はお休み。
そこそこ賑わっているような気もした。ゴーストタウンでもなければマスコミがほざく自粛一辺倒の東京でもないことがご理解いただけると思う。
マスクは大量に売られていた。段ボールの値段を見ていただければわかるとおり、最初50枚3000円で売っていたが、売れずに2500円に値下げしている。
ガード下の飲み屋街はいつも通り盛況。
こっちのマスクも2500円也。
無事上野に到着。
銀座は人が少なかったが、店が再開すればすぐに人で溢れるだろう。秋葉原やアメ横が思っていた以上に平常だった。
ゴーストタウンと化したアメ横にマフィアと売人が徘徊しているイメージだったが、実際はちょっと人出の少ないアメ横で、「千円千円もう一つ付けて千円」の呼び込みも健在であった。
コロナの空騒ぎも日を経ずして終わる気がした。なんとイタリアは観光再開。サンマルコ広場もバリバリ三密である。そのイタリアは未だに一日200人以上死んでいる。もし日本で一日200人が死んだらコロナ恐怖症の面々は発狂して死ぬだろう。
緊急事態宣言や自粛要請は愚策であった。緊急事態宣言の延長は愚策の上に蛇足だ。コロナウイルス感染症そのものよりも、この社会の耐性の脆さ、同調圧力の異様さこそが真の危機であろう。
自粛はあくまで自粛であり、するもしないもその人や企業の自由なのだ。そろそろ、180度コロッと変わって自粛を非難する風潮が到来する。日本の空気は山の天気のように一変する。準備は早めにした方がいいかもしれない。