時間を見つけて夕方から参戦。
ただ、今回は特に買いたいものはなかった。いや、買いたいのだがいい加減置く場所がなくなってきた。かといって、捨てられるものもなく。
いろいろ見て回ったが、まだまだノープリーツ(ノータック)が主流だ。売り子さんたちも、自信をもってノープリーツを勧めてくる。
今、ワンプリーツがセレクトショップなどでよく出るようになっている。わたしの予想だと、あっというまにツゥープリーツに移行するだろう。いまからオーダーするひとは将来を見据えてツゥープリーツを注文した方がいいかもしれない。
プリーツはもともとデブのための仕様だ。だが、格好いいからと言う理由で定着した。60年代にノープリーツが流行ったのは、若者が多かったから、という話を聞いたことがある。若者は贅肉がないので、ノープリーツ、股上浅め、でオヤジとは違うと自らの体型を誇ったのだ。今のつんつるてんスーツも若者が着れば様になるが、小太りのおっさんがつんつるてんスーツを着ていると嘔吐いてしまう。
さて、ブレイシーズは当然のように売ってなくて、パジャマを探して定員にも聞いたがなかった。悲しいかな。
今回、男市よりも印象に残ったのが、下の階の浴衣売り場だ。私が普段来ている中古の浴衣はそれこそファミレスランチ程度の値段だが、松屋の浴衣は三つ星フルコースディナーの値段だった。ただ、定員さんが滅茶苦茶親切でついつい話し込んでしまった。帯について、縫製について、ファブリックについて、深い知識を持っている。もし、浴衣購入を考えている人がいたらおすすめだ。
パジャマが欲しかったので5階メンズ売り場のパジャマを物色。意外にシルクのパジャマが安い。(メイドインジャパンはべらぼうで5万円ほどだ)
店員さんに聞いても、洗い方を間違えなければ耐久性が低いと言うことはないという。最初は綿麻でも買おうかと思っていたが急にシルクが欲しくなってしまった。ちょっとここは一呼吸置くことにした。
さて、隣の三越でやっている男の祭典に初めて行った。
男の祭典ではパジャマが売っていた。ただ、ダサすぎたので買わなかった。シルクのパジャマが恋しくなった。
男の祭典はベルトなども安い。なにより惹かれたのはチノパンの代名詞インコテックスやPT01(ピーティーゼロウーノ)がごろごろしていた。お値段も16,000円なり。危なく衝動買いしそうになった。
今から男市に行こうと思っているひとは、男の祭典も覗くのをおすすめする。
もうひとつ、銀座に行ったら欲しいもの、スタバのマグカップを狙っていたのだが、なんとデザインが変わっていた。ショック。ソ連軍のマークにしか見えないのですが。Rってなんですか。Russiaですか。Republic of Russiaですか。
今回男市に行けなくても悲観することはない。来月には銀座の男夏市が開催されるだろう。そこでは、男市で売れ残った商品がさらに値引きされて売られるのだ。私が去年丸縫いを買ったのも夏市である。
銀座の男夏市にぶらりと行って、ぶらぶら商品を眺めていたら、丸縫いスーツを買っていた - Yoshinori Hoshi Official blog
松屋、銀座の男市に行ってきた。初日にだ。2017年5月11日 - Yoshinori Hoshi Official blog
しかし銀座は良い町である。