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第1回「IN★POCKET」文庫装幀大賞


第1回「IN★POCKET」文庫装幀大賞

 

自分は本の装丁が大好きだ。ちなみに、いるかネットブックスから出していただいている拙著は、幼なじみに弔鐘を以外すべて自分で作っている。小説を書くのも楽しいが、同じくらい表紙を作るのも楽しい。いつか紙の本になったら、背表紙も文字も、一からすべて装丁してみたい。

というわけで、第1回「IN★POCKET」文庫装幀大賞が開催されているのであるが、自分はツイッターをやっていないので、ここで気に入ったのを述べる。

※作品の内容についての評価ではなくあくまで装丁についての評価。幸いこの中の作品は一つも知らない。

 

この中なら、

 

オニキス (ハヤカワ文庫 JA シ 8-1)

オニキス (ハヤカワ文庫 JA シ 8-1)

 

 がいいと思った。理由は絵が好みだし配色もシンプルでクールだ。

 

逆に「ないな」と思ったのがこちら。

 

幻影の星 (文春文庫)

幻影の星 (文春文庫)

 

なんでコート? と思われるかも知れない。以下本作の内容紹介をアマゾンから転載。

 

3・11が生み出した「傑作」
見つかるはずのない場所で見つかった「ぼくのコート」の謎を追う武夫は、やがてこの世界の秘密に触れる。「白石文学」の新境地! 

 

コートがこの作品のキーワードらしい。なるほど。コートが表しな理由は分かった。でもちょっと安直すぎやしないか?