自分は本の装丁が大好きだ。ちなみに、いるかネットブックスから出していただいている拙著は、幼なじみに弔鐘を以外すべて自分で作っている。小説を書くのも楽しいが、同じくらい表紙を作るのも楽しい。いつか紙の本になったら、背表紙も文字も、一からすべて装丁してみたい。
というわけで、第1回「IN★POCKET」文庫装幀大賞が開催されているのであるが、自分はツイッターをやっていないので、ここで気に入ったのを述べる。
※作品の内容についての評価ではなくあくまで装丁についての評価。幸いこの中の作品は一つも知らない。
この中なら、
がいいと思った。理由は絵が好みだし配色もシンプルでクールだ。
逆に「ないな」と思ったのがこちら。
なんでコート? と思われるかも知れない。以下本作の内容紹介をアマゾンから転載。
3・11が生み出した「傑作」
見つかるはずのない場所で見つかった「ぼくのコート」の謎を追う武夫は、やがてこの世界の秘密に触れる。「白石文学」の新境地!
コートがこの作品のキーワードらしい。なるほど。コートが表しな理由は分かった。でもちょっと安直すぎやしないか?