正月に実家に帰ったら、実家が録画していたのだろうか、ためしてガッテンで小松菜が取り上げられていた。
小松菜に塩を振って凍らすと野沢菜になる、というにわかには信じがたい内容だったので小松菜を買ってやってみた。
ちなみに、野沢菜と小松菜は似ているが別物である。
で、こいつを洗ってジップロックに入れる。茹でたりしない。
こいつに塩を入れる。
塩は野沢菜の3%である。野沢菜が約200gなので、塩は6gくらいだ。
塩を入れたところ。
空気を入れて膨らませて振る。シャカシャカポテトの要領である。
今度は空気を抜く。わたしはストローを使っている。
一晩冷凍庫に閉じ込める。かちんこちんになる。冷凍庫が長野県の代わりらしい。
解凍すれば食べられる。わたしは一晩冷蔵庫に入れて解凍した。
水気を絞って器に盛りつける。塩が利きすぎていたら、ほんの少し水を通せば大丈夫。
さて、肝心の味であるが。ずばり、美味い。野沢菜かと言われるとかなり微妙だ。野沢菜っぽいかなぁ、って感じ。野沢菜の漬け物の方がもっと固いし、味が複雑。
正直、野沢菜だと思わないで、小松菜の浅漬けと思って食った方がいいと思う。これはこれで滅茶苦茶美味い。塩だけでなく、鰹だしとか、鷹の爪とか、いろいろアレンジしたくなる。
阿呆みたいに簡単なのでお勧めだ。