武藤の少年愛はアメリカンレインボーであり、アメリカだったら虹色に賞賛されることだろうが、未公開株問題はそうは行かない。
そもそも、未公開株問題こそ今回の事件の本丸のはずである。離党でうやむやにして、そのあとレインボースキャンダルでさらにうやむやにしている。
未公開株問題が公にされて最も困るのは武藤ではなく、その他大勢の自民党議員である。
そこそこ政治の世界に足を突っ込んでいる身として、未公開株の抽選を優先的に議員に振り分けるというのは、有り得る話だと思う。
国会議員の保有資産を調べればどこの株を持っているかまで分かるはずだ。証拠は挙がらずとも、限りなく黒に近い形のデータ分析は可能ではなかろうか。どっかの週刊誌がやってくれないだろうか。
大臣、政務官になると株を手放さなければならないらしい。だから、大臣、政務官になるのを拒む奴がいるのか?
国会議員の良識を取り戻すためにも、未公開株・国会議員枠問題をおろそかにしてはならない。もしこれで国会の腐敗を除去できれば、武藤の功績は大きい。