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小説家 星香典(ほしよしのり)のブログ。小説、映画、ファッション(メンズフォーマル)、政治、人間関係、食い物、酒、文具、ただの趣味をひたすら毎日更新し続けるだけのブログ。 ツイッター https://twitter.com/yoshinori_hoshi  youtubeチャンネル https://www.youtube.com/channel/UC0YrQb9OiXM_MblnSYqRHUw

厳しさ 羽田圭介 を読んだ。

remymartin-fathersday.com

 

羽田圭介が書いたレミーマルタンプロパガンダ小説である。

 

テーマは父親とレミーマルタン。これをどう料理するか。小説家の腕の見せ所であろう。

 

読み終わって感じたのは、下手ではないが、そんなに上手くできているとも思えない。

 

無理くり感が半端ないのはそういうオーダーだからしょうがないとして(しかし、そこを自然に書いてこそプロだとも思うのであるが)、まず、レミーマルタンがそれほど美味しそうではないのだ。

 

せっかくのレミーマルタンがその他大勢の酒とあまり変わらない印象なのだ。おそらく、作者が酒を飲まないか、もしくは、それほど美味しいと思わなかったかのどちらかだろう。

 

わたしは前者だと思う。酒飲みなら、酒を無駄に熱く語るのだ。

 

そして、父の扱いである。父の日だからちょっと高い酒=レミーマルタン、というのはいかにも安直に過ぎるであろう。

 

酒飲みが一番困るプレゼントが、全く酒を解さぬ者が適当に選んだ「酒」をもらうことである。酒にはストーリーがあるのに、そのストーリーをガン無視して酒だけホイと渡されても、困ってしまうのだ(たまに凄い当たりもあるが)。

 

はっきり言ってレミーマルタンは超高い。しかも、ブランデーはウイスキーよりも取っ付きにくい。買ったはいいがブランデーは苦手でした、となりかねない。果たして、贈答品としてレミーマルタンが飛び交うことがあるか否か。

 

 

 

お茶の水大勝軒

やばい。危うく200日連続投稿をふいにしてしまうところであった。

 

今日は、わたしの最も好きなラーメンのうちの一つ、お茶の水大勝軒の一杯を紹介したいと思う。

 

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基本的に、わたしは外食はしない。ラーメンも滅多に食わないが、この大勝軒のつけ麺だけは、2年に一度は食べている。

 

お茶の水や神田は行く機会が多く、この前を何度も通っている。すると、突然、このつけ麺を無性に食べたくなることがあるのだ。

 

なにが魅力的かと言えば、まず、変な味がしない。じつに、オーソドックスなつけ麺なのである。まさに、つけ麺の基本形がこれであるとわたしは考えている。

 

今回はなにを血迷ったか、あつもりにしてしまった。あつもりは麺の腰がないし、スープとのギャップもないので、実はあまり褒められた食べ物ではない。

 

もう一度行って、今度はちゃんと特製盛りそばを食わなければなるまい。

 

 

 

 

 

 

東池袋大勝軒 心の味

東池袋大勝軒 心の味

 

 

 

ハムスターが来た

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7歳児がハムスターを飼い始めた。

 

一緒に買いに行ったのでその顛末。

 

実はわたしも子どもの頃ハムスターが欲しかったが、犬や鳥などがいたので飼えなかった。

 

ハムスターは鼠である。鼠というと日本ではあまりいい印象はないが、かのミッキーマウスも鼠である。

 

まだ赤ん坊らしく、三ヶ月ほどで倍ほどの大きさになり成鼠になるらしい。

 

ハムスターはべらぼうに安い。880円であった。カブトムシなみに安い。

 

ゲージも1980円だったので、5000円あればおつりが来ると思いきや、甘かった。

 

いきなり店員から、

「そのゲージは小さすぎて使えません」

的なことを言われた。んなもん売るなよ。

「最低でもこのくらいのものを」

と奨められたゲージは4980円。すでの予算オーバーである。

 

「すみません。予算5000円なんです」

「ハムスターを飼うなら初期費用が最低でも1万円はかかります」

「5000円でお願いします」

 

ということで、ゲージは2980円。残りの千円で床材やら餌やらかじり木や砂などをそろえた。どうにか5030円。30円オーバーしてしまった。

 

ハムスターは訓練をすれば手乗りになるらしい。

 

目下訓練中である。

 

めちゃくちゃ可愛い。