文学・文具・文化 趣味に死す!

小説家 星香典(ほしよしのり)のブログ。小説、映画、ファッション(メンズフォーマル)、政治、人間関係、食い物、酒、文具、ただの趣味をひたすら毎日更新し続けるだけのブログ。 ツイッター https://twitter.com/yoshinori_hoshi  youtubeチャンネル https://www.youtube.com/channel/UC0YrQb9OiXM_MblnSYqRHUw

鳥良商店

べつにブログに書くほどのことではないのだが、

じゃ、書くなよ、ってっ感じなのであるが、ひと言。

 

焼き鳥食いてぇなぁ、と友人とほっつき歩いていて、お、ここ入ろう、って入った鳥良商店に焼き鳥がなかった件。

 

メニューを開くと美味そうな鳥料理が並んでいる。しかし、どれだけメニューをひっくり返しても焼き鳥がない。仕方なく定員に、

 

「あの、焼き鳥あります?」

「うち焼き鳥やってないんです」

 

がちょーん。

しかし、串に刺さっていないだけで焼き鳥のようなものはいっぱいあったので適当に注文。

 

どうも手羽先が有名らしい。タレも辛さが選べる。中辛にしたら結構辛かった。

 

一番気に入ったのは、皮をぱりぱりに揚げているやつ。皮の唐揚げ? であろうか。あれは美味かった。また食いたい。

 

あと、日本酒も珍しいのをそろえていて美味かった。しかも安かった。あまり居酒屋に行かぬわたしではあるが、結構楽しかった。

 

なんで焼き鳥ないんだ?

 

 

やきとりテクニック: 名店に学ぶ、おいしさを作り出す理論と実践

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大沢在昌氏の学問のススメ

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新宿鮫は読んだことがなくとも名前はみんな知っているだろう。わたしも大昔にテレビで見た気がする。

 

氏はラジオで面白いことを言っていた。

デビューして10年間、全く売れなかったらしい。しかし、直木賞を取ったら売れ始めた。

 

過去に上梓した本も売れはじめ、「おもしろい」と評判になった。

 

氏は「おもしろいと言ってくれるその本は、前からあったのだけれども」と言っている。

 

非常に深い話だ。面白い本が必ずしも売れるということではないと言うことだ。賞を取って、人々の目に触れることによって、面白い本は、「面白い本」となる。実に哲学的ではないだろうか。

 

 

新宿鮫 新装版: 新宿鮫1 (光文社文庫)

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語りつづけろ、届くまで (講談社文庫)

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大門の礎苔にうずもれて七堂伽藍ただ秋の風

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わたしはこの歌を最初に見たとき、七堂伽藍が目に浮かんだ。その朱塗りの大門の礎に苔が生している。そんな光景である。
 
 
しかし、毛越寺が再建されたのは1989年。佐々木がこの歌を詠んだ当時、毛越寺は焼失して存在していなかった。故に、「ただ秋の風」なのである。
 
 
ただ、人間は不完全なものを想像できない。例えば、裸の女がバスタオルを掛けて体を隠しているような写真がある。するとわれわれはその下に想像しうる限りの美しいものを想像する。よく出来た生き物である。円の一部が隠れていても、われわれは完全な円を想像する。

 


上記のような人間の特性があるゆえ、わたしは佐々木の眼前には完璧な七堂伽藍が広がっていたのではないかと考える。実物よりも遙に美しい寺が。
 
 
やわらかリングノートの使い心地が素晴らしくてリピートしてしまった。わたしは50シートが欲しかったのであるが80シートしかなかった。

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リングを柔らかくするだけで、これほど使い心地が上がるとは予想外であった。
 

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楷書で書くとこうなる。ペンはモンブラン244G。インクはモンブランミステリーブラック。

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短歌入門

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