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小説家 星香典(ほしよしのり)のブログ。小説、映画、ファッション(メンズフォーマル)、政治、人間関係、食い物、酒、文具、ただの趣味をひたすら毎日更新し続けるだけのブログ。 ツイッター https://twitter.com/yoshinori_hoshi  youtubeチャンネル https://www.youtube.com/channel/UC0YrQb9OiXM_MblnSYqRHUw

円楽さんが意図的にやってるのかどうかは知らないけど ラペルの太さ

円楽さんの謝罪会見の写真を見た。

 

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びっくりするくらい、ナローラペルにナロータイだ。6cmないんじゃないか? そしてシングルノット。ナローラペル&ナロータイときたらノットは小さく作る。

 

ナロータイやナローラペルはホスト的な臭いがするが、実は謝罪会見にはもってこいかも知れない。なんとも、哀れで、申し訳ない、という雰囲気駄出ている。

 

ラペルやタイが広くなると、どうしても偉そうな雰囲気が出てしまう。ラペルの幅はその為にあるものなのだ。

 

だから、トーンや柄で謝罪感を出したくても、ラペルがどっしり太かったら、どうしても偉そうに見えてしまう。

 

謝罪予定がある人は、この楽太郎さんの着こなしは参考になると思う。ネクタイの柄も、派手になりすぎず自然で目立たない。下手に小紋を選ぶより良いかもしれない。

人間の悩みは人間の性能の悪さが故であろうか

小説を書いていて時々ふと思うことがある。人間はなぜこんなにも性能の悪い機体なのであろうか?

食欲、性欲、睡眠欲、さらに富、名声、愛国心、征服欲、優越感、競争心、こんなものを必要としなければ存在できないし存続できないとは。

小説とは人間を描くことであるが、もっと深く言えば、人間の性能の悪さを赤裸々に描いているようなものだろう。

最近AIがはやっている。倫理委員会がAIの使用基準を定めた提言書を作ったらしい。もし、うまい具合に人間にAIの機能が備わったとしたら、上記の性能の悪さと言うものは解消され、同時に小説もなくなってしまうのだろうか? もちろんそれはスーパーインテリジェンスにしかわからないことだろうが。

ただ人間はあまりにも矛盾が多すぎる。アドラーはすべての悩みは人間関係から生じると言ったが、人間関係から生じるものは矛盾である。

自己の欲望と自己の欲望を妨害する他者の欲望との矛盾である。とどのつまり、悟りの世界のような話になってしまうが、欲望がなくなれば矛盾は解消する。

しかし、他者とは自己の中に描かれる他者であるから、どれだけ己が欲望を消したとしても、他者から見て欲望を持った存在とみなされる場合、結局他者の矛盾に巻き込まれてしまう。

ネクタイをばらしてみた


人間気になったものは大体ばらしてみたくなるものである。特にネクタイなどはその構造が単純であるが故に、ばらすことによって一層の理解が深まるような気がした。あまりに単純で拍子抜けするかもしれないが。

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 10年位前に買ったrhino kikuchiのネクタイ。ピンクはこれしか持ってなかったからかなり重宝して使っていた。ご覧の通り写真で見てもかなり汚い。シルク100パーセント、メイドインチャイナだ。

大剣部分のナイロンはこうなっている。ホームベースと同じ形。

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コットンが中に入っているのは知っていたが、そのコットンが薄いナイロンに包まれているのは知らなかった。半透明で薄い白いのがナイロン。
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全部バラすとこんな感じ。

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こうやってバラスト、少なくとも1枚の布ではないことは分かった。また使えなくなったネクタイが出てきたら、ばらして比較してみようと思う。