久しぶりにひとりのんびりホテルライフ。チョコを食べながらエビスの新作、華みやびを飲んでいる。華みやびは漢字にしなくて正解である。華雅ではさっと読めない。
最近よくあるフレーバー系で、鼻腔に麦の香りが広がる。好き嫌いが分かれるだろう。わたしは好きだ。たまに飲みたくなる味だし、今の気分によく合っている。
さて、新作を書いている。この季節は創作したくなる季節。六月くらいまで続く。去年もこの期間に短編を一本書いた。脱稿してどこに送ろうか考えているうちに、忙しさに飲み込まれて、存在を忘れてしまっていた。
今書いているのは長編である。どのくらいの長さになるか分からない。とりあえず、書き進めている。創作は楽しい。創作に戻るたびに、楽しさを思い出す。
創作は夢を見るのに似ているかもしれない。創作はすべてを考えて作っているわけではなく、むしろ、意図的な部分などほんの一部で、物語の流れが作品を編み上げる。作者は物語を追いかけて、書き留めるのみ。
物語を夢想する、この表現が近いかもしれない。作品を作っている間は白昼夢をみているようなものかもしれない。
というわけで、たまには自著の宣伝も。