文学・文具・文化 趣味に死す!

小説家 星香典(ほしよしのり)のブログ。小説、映画、ファッション(メンズフォーマル)、政治、人間関係、食い物、酒、文具、ただの趣味をひたすら毎日更新し続けるだけのブログ。 ツイッター https://twitter.com/yoshinori_hoshi  youtubeチャンネル https://www.youtube.com/channel/UC0YrQb9OiXM_MblnSYqRHUw

シュタインズ・ゲートの夢の解釈は良い

夢は海馬の情報処理の過程で映像等が意識に干渉する。と言う説がある。そうかもしれないが、それは夢の現象を説明しただけであり、夢の価値を説明したことにはならない。
 
「人間はうんこを運搬する糞袋である」と説いて回った人がいるらしいが、それは人間の物理的な状態を述べたに過ぎず、人間の意味を説明したことにはならないのと同様である。
 
シュタインズ・ゲートでは平行世界線での記憶が夢に現れる。現在は平行世界の存在は確認されていないが、夢が平行世界での記憶というのは十分あり得るのではないだろうか。
 
夢の中には知らない人間が出てきたり、知らない場所にいたりする。どこかで見た記憶の断片で片付けてしまうのはあまりに乱暴だと昔から思っていた。
 
平行世界の可能性はある。未だ発見されていない物質はたくさんある。脳の機能はまだほとんど解明されていない。ならば、平行世界が存在し、平行世界を往来する物質が存在し、その物質に反応する脳の機能が存在すれば、人間は夢やデジャブで平行世界の出来事を見ているという説明は可能である。
 
夢は自分でない人間が出てくることもある。それは、自分の周波数に近い他人の出した周波数を受信してしまったという可能性がある。
 
タイムマシンよりも、平行世界移動マシンの方が先に発明されるような気がする。すると、「夢で見たあの世界、夏休み行かない?」みたいな旅行も可能になる。素晴らしきかな未来。

ルー・タイスのアファメーション

苫米地メソッドの親分的存在、ルー・タイスのアファメーションを読んでいる。Affirmationとは「断言」という意味である。
 
なかなか分厚い本で417ぺーじもある。それだけ事細かく書いてある。苫米地先生の本はエッセンス、という感じだが、こちらは背景まで描かれている感じ。
 
まだ100ページしか読んでいないが、早速使える技が出てきた。それは、しなければならない、という風に考えてはいけないということだ。苫米地先生の本では、want toをhave toにしてはいけない、と書かれていたと思う。
 
例えば、ブログを毎日更新すると決める。面倒な日もある。その時、更新しなければならない、と考えるか、更新したい、と考えるかで、内容の出来が変わってくると言うのだ。
 
確かに、毎日更新しようと決めたところで、本当に毎日更新しなければならないわけではない。やめたからと言って殺させるわけではない。ではなぜ、更新するのか、自分が更新したいからに他ならない。
 
日々、様々なことを我々は「しなければならない」と考えている。歯を磨かなければならない、仕事をしなければならない、ガソリンを入れなければならない、返信をしなければならない、等々。
 
これら一つ一つを、したいからする、に変えるだけで人生は相当ポジティブに変わる。だからわたしは今朝3時に目が覚めて、したいことをしている次第である。
 

 

アファメーション

アファメーション

 

 

シュタインズゲートを観ている

 

 

 

 

いま20話ほど見終わったところであるが、面白い。

タイムリープものはその論理性に矛盾が孕んでいたりして、興醒めすることが多いが、この作品は実に良く設定を作り込んでいる。

君の名は。タイムリープだが、たとえば、携帯の日付確認したら一瞬でバレンじゃん、などという突っ込みはしない前提で楽しまなければならない。しかし、シュタインズゲートタイムリープのあらを探すのが難しい。

それでも、「α時間線の未来は変わらないから、結局は自己満?」のような疑惑は起こるが。

機関に狙われている主人公の妄想が、実は妄想じゃなかったと言うところが面白い。身近な人間が、次々に機関のエージェントであったり、手に汗握る展開。日本のアニメの真骨頂である。プライムで見放題なので、おすすめ!