お題「#応援しているチーム」

お題「#応援しているチーム」

わたしは根っからスポーツに興味がなく、応援しているチームももちろんない。

日本でラグビーがかまびすしかったころも、一試合も観ていないのだ。

ただ、子供の頃は応援しているチームがあった。それは読売ジャイアンツである。

原辰徳とか、中畑とか、クロマティとかいまだに選手名を覚えている。

なぜ巨人ファンなのかといえば、周りがみんな巨人ファンだからである。学校での会話で必要だったからかもしれない。しかし、当時は自分が巨人ファンだと信じていた。今冷静になって考えれば、その理由はわからない。やはり、コミュニケーションツールだったのだろうか。

父親のお題がちょっと前にあった。父親は広島カープのファンだった。未だに野球を観ているのだろうか？　たぶん観ていないと思う。

なぜ、広島のファンかというと、原爆が落とされてかわいそうだから、だそうだ。時の流れを感じざるを得ない。

そのため、わたしの小さい頃の写真はカープの帽子をかぶっている。

もし長崎が球団を持って広島と戦うことになったらどうするつもりだろうか。

読売ジャイアンツ 2019年 橙魂ユニフォーム サイズフリー

ハートランドビールを飲んだ

職場で美味いビールの話題となった。

生ビールは新鮮なのは美味いが、3日で腐る。たまに腐った生ビールを出す店があって閉口する。

だから、瓶ビールが美味い。

缶ビールはだめだ。アルミの匂いが染みついている。

などという話になって、わたしは瓶ビールが飲みたくなってしまった。

で久しぶりに買ったのがハートランド。

ハートランドビールは相変わらず美味かった。一緒に缶ビールも買って飲み比べてみたが、アルミの匂いなるものは分からなかった。

ハートランドビール、もっと市民権を得てもよさそうなものを。

ちなみに、最近のビールは缶ビールに限らずほとんど生である。

ハートランドビールも生ビールである。

キリン ハートランド500ml×20瓶

第163回芥川賞候補作

石原燃（ねん）「赤い砂を蹴る」（文学界6月号）

岡本学「アウア・エイジ（Our　Age）」（群像2月号）

高山羽根子「首里の馬」（新潮3月号）

遠野遥「破局」（文芸夏季号）

三木三奈「アキちゃん」（文学界5月号）

の五名。さてさて、今回はすごい作品が出てくるかどうか。

そろそろ高山さんが取ってもいい気がする。まだ作品は読んでいないが、平均的に書き続けられる作家だろう。

今回の注目は石原燃さん。なんとあの太宰治の孫だという。

いま岡本氏の「アウア・エイジ」を読んでいる最中なのだが、使えないバイトとして太宰治の子孫をなのる人物が描かれている。偶然だろうか？　それとも今回の選考を睨んでのことだろうか。

偶然だとしてもすごいし、わざとだとしたら宣戦布告にほかならない。これで、岡本氏が取っちゃったら石原氏の立場はない。

もし偶然なら、単行本になるときに、太宰の子孫ではなく、川端の子孫あたりに改編するか？？？

最近の候補作は駄作続きなので余り期待していなかったが、どうして、岡本氏のアウア・エイジ、なかなか面白い。

文學界 (2020年6月号)

文學界 (2020年5月号)

新潮 2020年 03 月号 [雑誌]

文藝 2020年夏季号

群像が出ない……