ちょうど去年の今頃、SFにはまっていて、星新一賞でも出そうかと考えていた。結局出さず仕舞いで、久しぶりにサイトをのぞいてみたら、受賞作が発表されていた。しかも、アプリをインストールしたりするのは面倒くさいが、無料で受賞作が読めるので早速大賞を読んでみた。
以下ネタバレ。
実にシンプルで分かりやすい作品だ。製品のレビューを通じて、人類の衰退が描かれている。そして、最後にどんでん返しの落ちもついている。わたし的にはあの落ちは蛇足のような気がする。人類が自滅するだけで十分だったのではなかろうか。
それだと、誰が製品のバージョンアップをしているのかとか、矛盾が生じることになる。
うーん、難しい。