なんと99日目である。あと一日で百日更新達成。しかし、激務続きで百日用の記事を未だ考えていない。徒手空拳で行こうと思う。徒手空拳と書くとかっこいいが単なる準備不足だ。わたしの人生みたいだ。
べつに自分はすき屋が特別すきなわけではない。職場のそばにあるので年中行っている。メニューは食い尽くした。特にすきなメニューとくにはない。嫌いなメニューは今は亡きセロリ牛丼。
昨日の昼、すき屋に行った。
家に帰ると、五歳児がすき屋に行きたいと大騒ぎを始めた。食事の用意もされておらず、仕方なくすき屋へ。
どうもなにかの番組のCMですき屋の宣伝が流されているらしい。うちにはテレビがないが、友人宅かどこかで覚えてくるようだ。♪すき屋の牛丼♪などと旋律をつけていた。
批判的知見が備わっていない子どもに対しプロパガンダは極めて有効である。あまりの効き目に瞠目する。
所詮我々の価値観などはプロパガンダの賜物なのかも知れない。だが、プロパガンダを行うものの価値観もプロパガンダによるものだとすれば、結局、プロパガンダとはなにか、という問に行き着かざるを得ない。
ここに、文学の存在意義がある。
などと考えながら今日の昼もすき屋で喰った。朝飯は食う暇がなかったので三食24時間すき屋である。なぜそんなにすき屋に行くのか? 近くて安いからである。
プロパガンダに勝つには収入が大事かも知れない。いくらベンツのプロパガンダを食らっても買えないし。