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Yoshinori Hoshi Official blog

小説家 星香典(ほしよしのり)のブログです。

松屋銀座の「銀座の男市」は12月13日からだ

15 ダンディズム

情報にはプッシュ式とプル式があって、ダイレクトメールなどはプッシュ式、ネットで検索したり、雑誌で調べたりする情報はプル式だ。プッシュ式は金がかかる。

 

MATSUYAの客は年配者が多いせいか、ダイレクトメールを送ってくれる。わたしはちょくちょくブログをチェックしたりしているが、それでも見落とすことが多いので、重宝している。

 

去年の冬市ではチェスターコートを買った。素晴らしい生地で、普通に買ったら20万近くするだろう、と定員は言っていた。20万以下云々はともかく、極めて安価に購入することが出来た。

 

今年は寒くなるのが速かったので、早速来ている。コートはどんなに気に入っていても真冬しか着られないのが残念である。

 

冬市は通常市と比べると規模は半分くらいである。それでも、少ないと感じたことはない。むしろ、コンパクトで見やすいのではないか。時間があったら行こうと思っている。

 

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男市関係の記事

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成功する男のファッションの秘訣60――9割の人が間違ったスーツを着ている (講談社の実用BOOK)

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9割の人が間違った買い物をしている 成功している男の服選びの秘訣40 (講談社の実用BOOK)

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12月の株価

19 政治経済について

三月のライオンや十一月のある日、などは詩情溢れるタイトルだと思う。十二月の株価は漢字で書いてみたとしてもあまり美しくない。美しくないどころか、文字が欲望で滲んでいるようでエレガントでもない。この泥臭さはどちらかというとダンディズムに通じるものがあるのではなかろうか。

投資や貯金は生活感が溢れていてダンディとは別物だけれども、ギャンブルや投機はそのスリルがダンディの様な気がする。もともと競馬もカジノも上流階級の遊びであった。今の金持ちは競馬やカジノよりも非実体経済を好むのかも知れない。

株は馬に比べると当てるのはたやすい。これは数学的見地からも明らかである。上がるか、下がるか、確率はフィフティフィフティである。馬ではこうは行かない。

12月の株価は原油に左右されると思う。これが難しい。普通、原油と株価は逆相関であると思われる。なぜなら、原油価格が上がると、ガソリンを始め物価が上がり、消費が減少して不景気になるからだ。

しかし、一方、原油で儲けた連中が株を買いあさるので株価が上がるという現象もある。

また、東証の大部分を占める外国人投資家が、今買い越しているため、12月は売り越し、株価を下げるという情報があれば、年頭に憲法改正を争点とした衆議院解散があるので、それまではいかなる手を使ってでも政府は株価を維持する、などの情報もある。一体これらのなにを信じればいいのか、50%という数字が異様に小さく感ぜられるのである。

しかし、ニワカアナリストとして予想せざるを得ない。まず、原油価格はひと月くらいでは株価を左右するほど上がらないと観ている。さらに、安倍は年頭解散はしない。故に、12月の株価は1月に向けて下げると読んでいる。

 

 

 


Yasuji Ohagi plays Un Dia de Noviembre

エクス・マキナを観た

10 映画

最近AIを題材にした映画は多い。ただ、この作品はAIを題材にしたというよりは、愛が真実か偽物かをテーマに扱っていると捉えた方が良い。もしAIがテーマなら、単にAIが暴走して脱出するだけの下らない作品だ。AIっぷりを期待して観ると拍子抜けする。先日観た「鑑定士と顔のない依頼人」と同じ、惚れた女に騙されるという構造。鑑定士と顔のない依頼人の方が遙かにエンターテイメントだ。

わたしの中でAI映画の白眉はオートマタである。実に深い。オートマタもAIが如何に人間の手から脱するかを題材にしているが、AIに限界値を設定して、そのプロトコルを書き換えてはいけない、という制限を課している。だが、その制限が破られAIが暴走する。

なぜ、その制限が破られたのか、というミステリーがあり、さらに、邪悪な人間と、純粋なAIという対比を用いて、観客がAIに感情移入するような脚本となっている。

それに比べるとエクス・マキナは単に何を考えているかわからないAIが出てくるだけで、何を考えているのか分からないのは人間も同じであり、べつにエヴァがAIでなくともこの作品は成立してしまい、とってつけたようなAI設定が薄っぺらく映るのだ。

だから、ネイサンも実はAIだった、などというオチを勝手に想像していたが、そんなオチすらもなく、アリシア・ヴィキャンデルは可愛いなぁなどと思っているうちに終わってしまった。容赦なく扱き下ろすならば、エヴァがAIでなくとも成立するが、AIがアリシア・ヴィキャンデルでなければ成立しない作品。

amazonビデオで観たのであるが、HDが399円。SDが299円で、うちのパソコンではHDは無理なのに、399円の方を買ってしまった。その他の購入オプション、をクリックすると、SD購入できる。今だとクーポンがついていて200円オフだ。

 

 

 

 

オートマタ [Blu-ray]

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白黒の部屋のメアリーとOPEC総会

08 その他雑感

わたしは原油に投資するのが好きだ。原油は値動きが激しいから、毎日一喜一憂できる。値動きの激しいのが好みならFXでいいじゃないか、と思うかも知れないが、FXはやってみたけれどつまらない。原油の方が趣味だ。理由として思い当たるのは、FXはドルだユーロだポンドだ豪ドルだと目移りする。その点、原油は原油だけである。それも、誰かが作ったわけではなく、地下に埋まっているのを掘り出すだけだ。そんなものが毎日数パーセントも値段を変えている。

今日は今年最大の原油イベントであろうOPEC総会がある。日本時間の19時からだから、あと3時間ほどだ。減産の合意が出来れば価格は上がり、ご破算となれば暴落する。わたしは合意に至ると踏んで、普段より少し多く買っている。

世間では株や為替の話題が尽きない。先日観たエクス・マキナという映画に「白黒の部屋のメアリー」の思考実験が出てきた。メアリーは色彩についてとても詳しい。色彩の構造や網膜の構造なども極めている。だが、メアリーは生まれてこの方白黒の部屋で暮らしているので色を見たことはない。さて、メアリーが部屋から出て青い空を見たらなにか知識以上のことを得られるだろうか? という思考実験である。

株や為替について異様に詳しい人はいる。しかし、その人が身銭を切って投資をしているかといえば必ずしもそうではない。
「投資をするとやっぱり経済の見え方が違って見えますかね?」
と聞かれるたびに、
「そりゃ、もう全然違いますよ」
とわたしは答えている。

ただ、一つ言えるのは、違って見えるのは事実であるが、といって経済に対する洞察が深くなるわけではなく、むしろ、自分の予想を補完するような、歪んだ解釈をしてしまう場合も多いということである。

メアリーの部屋に話を戻すと、メアリーは青い空を見てなにかを感じるかも知れないが、そこに好みや気分が加わることにより、今までの知識と相反することが生ずるかも知れず、知識が統計的なものであったとするならば、メアリーの感性が統計から逸脱していた場合、統計学的知識が歪められてしまうのではないか、とOPEC総会を控えてふと思った次第である。

 

ネクタイをプレゼントする際のアドバイス

15 ダンディズム

「人からもらったネクタイを締めるなど、お洒落に対して無頓着な証拠である」と言うような言説を度々目にする。本当にもらったネクタイを締めるのはお洒落に対して無頓着なのだろうか? 百貨店によると日本ではネクタイの売り上げの大半が贈答プレゼント用であるともいう。

わたしはもらったネクタイを締めるのが好きだ。なぜなら、自分ではそのネクタイを絶対に買うことはなく、従って、もらわなければ絶対に締めることはないネクタイだからである。

自分で選ばないということは、ある意味強制的にその格好をさせられているということで、強制というとマイナスのイメージがあるけれども、強制されることにより新しい発見があるのも事実だと思う。そのネクタイに合わせたコーディネートを考えねばならず、下世話な言い方をするならば、経験値が上がる、とも言える。

わたしも昔は効率至上主義で、プレゼントは現金に優るものはないと思っていた。しかし、マイケル・サンデルの議論を知り考えを変えた。サンデルの議論とは、「プレゼント=欲しいものをもらう」ことか、という問である。もし、プレゼント=欲しいものをもらうことならば、相手の欲しいものなど分かるすべもないので現金が良い。それか、欲しいものを聞いてそれを渡すかだ。だが、サンデルの議論ではこういう例が出てくる。

彼氏が車のカスタムタイヤが欲しいと思っていて、もし彼女から誕生日プレゼントにタイヤ四本セットをもらったら嬉しいか、という問題である。

やはりプレゼントは、相手のことをしっかりと考えて、ちゃんとした心構えであげるのが礼儀なのかも知れない。だから、もらった方も、信じられないくらい変な品物だとしても喜んで受け取るのが礼儀となる。

わたしはその昔、付き合っていた女性から指輪をせがまれて買いに行ったことがある。だが、しばらく選んでいるうちに全部同じに見えてきて、結局、金額だけ伝えて店員に選んでもらうという不実なことをした。

人間は興味のないものは全て同じに見えるという特性を備えている。同居人はAKBが好きで、誰々が何々、と写真を見せてくれるが、全員同じに見える。同様に、同居人も背広のコージラインの角度など気にしたこともないだろう。

だから、指輪を選ぶに当たっては、図書館なりで指輪に関するイロハ程度を学ぶべきで、その努力を惜しんではいけなかったのかも知れない。

昨今はなにかと忙しい世の中のせいか、相手のプレゼント選びにそれほど時間を割けない、故に、適当に選ぶくらいなら現金を、という現実があったのかも知れない。だが、大切な人にプレゼントを送るにあたり、時間に責任を押しつけるのはいささか薄情であろう。

そこで、殿方にネクタイをプレゼントしたいご婦人方にアドバイスをするとすれば、まずは観察である。普段彼がどのようなネクタイを締め、どのようなシャツを着て、どのような背広を所有しているのか。柄物が多いのか、無地が多いのか。カバンや靴の色も気にした方がいい。

もし彼がストライプの背広に、ストライプのシャツで、ストライプのネクタイを締めていることが多いなら、無地のネクタイ、もしくは、ドットのネクタイを送るのがいいかも知れない。逆に、大人しいアイテムばかりでそろえているのであれば、ペイズリー柄など加えてやるのも面白いかも知れない。

おそらく迷うはずである。それでいいのである。店員にアドバイスを求めるのはいいが、決めさせてはならない。それは店員の趣味に過ぎないからである。最後は感で選ぶ。こちらが出来ることは真剣に誠実に選ぶことまでで、気に入るか気に入らないかは相手の領分である。迷ったからといって2本も3本も送ってはいけない。それは現金を送るのに通じる発想であり、ロマンチズムに反するからである。

 

 

 

 

ボンドの靴はクロケット&ジョーンズでした。

10 映画 15 ダンディズム

昨日ボンドの靴について書いた。この靴の謎を朝から追っていた。

 

yoshinori-hoshi.hatenadiary.jp

 

外羽根、ストレートチップ、ダイナイトソール、イギリス、これらをキーワードに目星を付けてエドワードグリーンとかジョンロブとかクロケットジョーンズを調べた。どうもクロケットジョーンズの靴が怪しいと思って、「ボンド、クロケット」でググれば、たちまち出てくるではないか!

 

わたしが調べるまでもなく、周知の事実だったらしい。

 

ちなみに、昨日のキャプチャーのくつはこれである。

Norwich Black Calf, Men's Derby Shoe | Crockett & Jones

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ダニエル・クレイグのジェームズ・ボンドの靴

15 ダンディズム

amazonプライムで007がもうすぐ終了と言うことなので、頑張って観ている。昔のと最近のを交互に観ている。アクションシーンは最近の007が圧倒的である。ファッションはどちらも格好いい。いま、ラペルとポケットチーフの関係を研究中で、後ほど発表できると思う。

その前に、最新作スペクターのボンドの靴が気になったので報告する。

多分、普通に考えて、ボンドは内羽根のストレートチップを履いている感じがする。なぜなら、それが最もエレガントでオーソドックスでイギリス的であるからである。

だが、実際は、なんと、外羽根のストレートチップを履いていた。ソールはダイナイトだ。

はっきり映っていたシーンは砂漠の真ん中の基地で捕まったシーンである。ニコちゃんマークのダイナイトと外羽根ストレートチップがはっきり映っている。つま先はほどよく減っているが、踵はあまり減っているようには見えない。踵だけリペアしたのだろうか?

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冒頭のアクションシーンのヘリの場面でも外羽根ストレートチップらしきのが確認できる。

 

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外羽根のストレートチップは安い靴にはよくあるが、ダイナイトソールを付けるほどの靴には珍しい。エンドクレジットなどを確認したが、メーカーは分からずじまい。