文学・文具・文化 趣味に死す!

小説家 星香典(ほしよしのり)のブログ。小説、映画、ファッション(メンズフォーマル)、政治、人間関係、食い物、酒、文具、ただの趣味をひたすら毎日更新し続けるだけのブログ。 ツイッター https://twitter.com/yoshinori_hoshi  youtubeチャンネル https://www.youtube.com/channel/UC0YrQb9OiXM_MblnSYqRHUw

ひよこの眼 山田詠美 感想 レビュー

 

 ↑これに入っている。

 

ネタバレ注意

 

名作過ぎる。話の内容は単純で、転校生がきて、その転校生のことを好きになったら、次の日転校生は父親の自殺の道連れにされて死んじゃった、という身も蓋もない話し。

 

しかし、その描写、リズム、文章、比喩、感情の描き方、超一流である。難解な言葉を使うわけでもなく、ずばっ、ずばっ、とこちらの予想の斜め上を行く言葉を、どの行にもちりばめている。この作品は、作品を書く人間にとってものすごく参考になるのではないかと思われる。

水曜食い物 ひやおろし

日本酒は普通、貯蔵前と瓶詰め前の2回火入れ(60度のお湯につけて発酵を止めるて変な菌を殺す)を行う。

全く火入れしない日本酒を生酒。

瓶詰めの前に火入れすると生貯蔵酒。

貯蔵前に火入れすると生詰め。

冷やおろしは生詰めである。

日本酒は冷蔵庫みたいなところで貯蔵される。その冷蔵庫の温度と、外気が同じくらいの温度になったとき、冷やの状態で卸すから、冷やおろしらしい。

だとすると、まだまだ熱いので本当の冷やおろしではないかもしれない。

ただ、生貯蔵酒、冷やおろし、普通の酒、これの違いを飲んだだけでわかったら、そうとうなソムリエだと思う。

ぶっちゃけ、わたしはそれほど味の違いがわからない。

完全生酒でシュワシュワいっているのはわかるが。

あと、生貯蔵酒と生詰めで美味いとおもう酒に会ったことがない。フレッシュと言うが、なにがフレッシュなのかわからない。獺祭の方がよほどフレッシュだと思う。

ただ、冷やおろし、いまの冷やおろしと、11月の最後辺りに出回る冷やおろしでは熟成感が違うという。また冷やおろしが最後の頃になったら、一本買ってみようと思う。

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特別純米酒 ひやおろし 五百万石(生詰) 720ml

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【季節限定】菊水 純米吟醸ひやおろし1800ml

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白瀧酒造 ひやおろしの上善如水 純米吟醸 瓶 720ml

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火曜 文具 ペリカンM800、モンブラン146 プラチナ3776だったらなにがいいか。

もし、万年筆が欲しいがなにがいいかと聞かれたら、ペリカンM800か、モンブラン146かプラチナ3776センチュリーと答えるだろう。

もちろん、その他にも素晴らしい万年筆はいくらでもあるが、この三つはわたしが常に使っているものだからだ。

この三本の中でなにがいいかと聞かれたら困る。もし、年中持ち運ぶならプラチナを勧める。家でゆっくり使うならペリカンモンブランと答える。ペリカンモンブランも持ち歩いたことは一度や二度ではない。だが、共に吸入式で、吸入式はどうしても怖い。

カートリッジだから安心と言うことは全然なく、カートリッジ式でも爆発してくれたことは何度もある。

ただ、プラチナセンチュリーは何度も飛行機に連れて行っているが、未だに一度も爆発しない。ペリカンモンブランは飛行機に乗せたことがないのでわからないが、飛行機に万年筆を連れて行くときはビニールかなにかに入れていくことを勧める。

さて、ペリカンM800とモンブラン146、どちらがいいかと聞かれたら、どう答えるだろうか。この二つ、大きさは似ているが性格は全然違う。ペリカンは重いのだ。高級セダンのようにどっしりとしている。モンブランは小回りが利く。スポーツカーだ。

もし、最初の一本だったらモンブランを勧めるだろうか。

プラチナやパイロットを持っているなら、ペリカンを勧めるだろう。

 

インクが切れたので光にすかしてみた。

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ペリカン 万年筆 F 細字 緑縞 スーベレーン M800 正規輸入品

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