文学・文具・文化 趣味に死す!

小説家 星香典(ほしよしのり)のブログ。小説、映画、ファッション(メンズフォーマル)、政治、人間関係、食い物、酒、文具、ただの趣味をひたすら毎日更新し続けるだけのブログ。 ツイッター https://twitter.com/yoshinori_hoshi  youtubeチャンネル https://www.youtube.com/channel/UC0YrQb9OiXM_MblnSYqRHUw

コートを洗った

今日は天気が良かったので、コートを3着洗った。ウールのコートと、ポリエステルのトレンチコート、ユニクロのダウンだ。クリーニング屋に出すと1,000円近く取られるのでそれはもったいない。脱水をしっかりして、3時間ぐらい干しておいたらほとんど渇いた。コートはよく汚れる。特に気にしないで着ているというせいもあるかもしれない。トレンチは黒いコートなので汚れが目立たないが、よく見るとシミのようなものがついている。襟首も汚れがたまり変にテカる。こういったものも洗えばきれいに落ちる。

 

わたしはウール100パーセントの背広も家で洗っている。洗剤もその他衣類を洗うのと同じ普通の洗剤を使う。もちろん表示は、家洗い禁止になっているが、アイロンをかければ元通りになる。これは決して人にはオススメすることではないし、やってみてうまくいかなかったからといって文句を言われてもどうしようもない。

 

もうコートの時期も終わり。そろそろ春物を出そうかと思っている。お気に入りの麻のジャケットが着られる時期になった。去年は淡い色の麻のジャケットを作ったので、今年はコットンか麻でダーク系のスーツを作りたいと思っている。

新作を書いている

久しぶりにひとりのんびりホテルライフ。チョコを食べながらエビスの新作、華みやびを飲んでいる。華みやびは漢字にしなくて正解である。華雅ではさっと読めない。

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最近よくあるフレーバー系で、鼻腔に麦の香りが広がる。好き嫌いが分かれるだろう。わたしは好きだ。たまに飲みたくなる味だし、今の気分によく合っている。

さて、新作を書いている。この季節は創作したくなる季節。六月くらいまで続く。去年もこの期間に短編を一本書いた。脱稿してどこに送ろうか考えているうちに、忙しさに飲み込まれて、存在を忘れてしまっていた。

今書いているのは長編である。どのくらいの長さになるか分からない。とりあえず、書き進めている。創作は楽しい。創作に戻るたびに、楽しさを思い出す。

創作は夢を見るのに似ているかもしれない。創作はすべてを考えて作っているわけではなく、むしろ、意図的な部分などほんの一部で、物語の流れが作品を編み上げる。作者は物語を追いかけて、書き留めるのみ。

物語を夢想する、この表現が近いかもしれない。作品を作っている間は白昼夢をみているようなものかもしれない。

というわけで、たまには自著の宣伝も。

 

 

かぐや姫を好きになったら

かぐや姫を好きになったら

 

 

 

死に神の死に頃?春と冬?

死に神の死に頃?春と冬?

 

 

 

ペンタゴンの地下見取図

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幼なじみに弔鐘を

幼なじみに弔鐘を

 

 

「abさんご」は独特である

abさんごを読んでいる。文体も、平仮名であることも、内容も、すべて難解である。文体は実に特徴的である。まるで、web翻訳機にかけたようで、考えないと意味が読み取れない。いや、考えても意味が読み取れないことが多い。

文体と平仮名はどうにか我慢できるが、内容のちんぷんかんぷんなことけたたましく、脳みそが激しく揺さぶられるのが分かる。

比喩でも精神的な意味ででもなく、文字通り頭が痛くなった。明日あたり知恵熱が出るかもしれない。

最初の数ページはほんと意味不明で文字面を目で追うことしか出来なかった。普通読めば情景や趣旨が分かる物であるが、これはまったく分からないし情景も浮かばない。

しかし、数ページ読むと、空気の読めない家政婦が来て、一緒に食事をし始めて親子が困る。そんな下りが出てきて、初めて意味と情景がわかる。その安堵ときたら。

浅田次郎は小説の三条件として、面白いこと、美しいこと、分かりやすいこと、を上げている。この中で一番大切なのは分かりやすいことだろう。なんとなれば、分からなければ、面白いとも美しいとも感ぜられないからである。

abさんご芥川賞をとったことは良かった。もし受賞していなければ、この作品を読むことはなかっただろう。この作品は意味不明だが、文学の骨格のような物を見せつけてくれる。

 

 

abさんご

abさんご