文学・文具・文化 趣味に死す!

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服装の変遷 フォーマル カジュアル

中谷彰宏もなかなかダンディズムについてうるさい。中谷も落合もファッションはよりフォーマルなものとカジュアルなものへの分化が促進するとしている。

 

 


いまフォーマルであるスーツはもともとラウンジスーツというもので、くつろぐときに着るものだった。タキシードも燕尾服を簡略化したもの。

近年はクールビズでノーネクタイは当たり前、落合先生風に言うと、「袖を切り落とされた無様なシャツ」を着てスラックスは腰履き、というフォーマルは見る影もなくなっている。

シャツが長いのは股間を蔽うためで、もともとシャツは下着だった。だから、上着を着ないでシャツ一枚でいるのは中谷氏風に言うと「パンイチ」でうろうろしているようなものだった。

Tシャツはまさに下着で、ジェームズディーンが下着姿でうろうろして世界中に流行らせてしまった。

現在流行っている腰履きはわざとパンツを見せている。17世紀に下着であるシャツを僅かに覗かせるのが流行ったのに似ているかも知れない。このままではパンツはいずれ全面的に露出することであろう。女子の間でも見せパンというのがあるらしい。

公然わいせつ法が改正されて全裸がOKにならない限り、何らかの衣類は纏うと思うが、温暖化の影響もあり衣服は簡略化されつづけるものと思われる。

ただ、それに抗うのがファッションの醍醐味でもあるので、もう一方でフォーマルがよりフォーマルになる可能性もある。自分はひねくれているのでよりフォーマルな方向で行くつもりだ。