人、という字は、支え合っていて、支え合うことが「人」である、みたいな説がある。先ほどググったら金八先生が言い始めたらしい。
ほかのサイトにも載っていたが、人はという字はべつに支え合っているわけではない。
人の契文(甲骨文字)は以下の通りである。
一目瞭然、単に人のカタチを模しただけである。
さらに、「人」という漢字は「ジン」であり、「ヒト」ではない。
ジンは申(胴体)であり、身である。(以前、申はカミナリの象形文字と書いたが、胴体由来の申もあるのだ)
では「ヒト」はどういう意味か。「ヒ」は秀でたもの、という意味。「ト」は人間のこと。「ト」は「ウト」ともいう。例:オトウト、イモウト、アキウト(商人)などなど。
生徒や門徒の「徒」とはまた別ものか? それとも、日本語由来の「ト」を流用したものか? 目下調査中である。