文学・文具・文化 趣味に死す!

小説家 星香典(ほしよしのり)のブログ。小説、映画、ファッション(メンズフォーマル)、政治、人間関係、食い物、酒、文具、ただの趣味をひたすら毎日更新し続けるだけのブログ。 ツイッター https://twitter.com/yoshinori_hoshi  youtubeチャンネル https://www.youtube.com/channel/UC0YrQb9OiXM_MblnSYqRHUw

人は人と支え合っているのか?

人、という字は、支え合っていて、支え合うことが「人」である、みたいな説がある。先ほどググったら金八先生が言い始めたらしい。

 

ほかのサイトにも載っていたが、人はという字はべつに支え合っているわけではない。

人の契文(甲骨文字)は以下の通りである。

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一目瞭然、単に人のカタチを模しただけである。

さらに、「人」という漢字は「ジン」であり、「ヒト」ではない。

ジンは申(胴体)であり、身である。(以前、申はカミナリの象形文字と書いたが、胴体由来の申もあるのだ)

 

では「ヒト」はどういう意味か。「ヒ」は秀でたもの、という意味。「ト」は人間のこと。「ト」は「ウト」ともいう。例:オトウト、イモウト、アキウト(商人)などなど。

 

生徒や門徒の「徒」とはまた別ものか? それとも、日本語由来の「ト」を流用したものか? 目下調査中である。