水戻しパスタ 水つけパスタ 水浸けパスタ
などと呼ばれている。数時間パスタを塩水に浸けて柔らかくしてから茹でる。
ゆで時間は1分ほどで大丈夫だった。ガス台の節約に大いに役立つとのこと。
もちもちの生パスタのような食感が味わえるのだ。ということで早速作ってみた。
ついでにペンネも入れてみた。
2時間ほどつけるとなんか白っぽくなる。
うむ。食欲をなくすアイボリー。
このあと、普通のナポリタンな味付けにしてみた。
不味くはないのだが……。いや、不味い。喰えないほどは不味くない。
ぜんぜん美味くない。なぜ美味くないのか。小麦の風味がしないからである。
パスタの香りが、色と共に全部水に流れちゃった感じ。
美味いパスタは、喰った瞬間に小麦の風味が鼻に抜ける。その風味がパスタの醍醐味なはずである。そばもうどんも同じである。なのに、水浸けは一切風味がなく、ただネチネチした麺を喰ってる感じ。
いくらガス台がせつやくできても、これを再び作ることはない。
※水浸けパスタは流派がたくさんある。わたしが試したのはそのうちの一つに過ぎない。中には美味いレシピが存在するかも知れない。それを探すよりは普通に茹でた方が早い気がする。
デュラム小麦ってなんかデュアルCPUみたい。