今週のお題「〇〇からの卒業」
なんか最近卒業と聞くと真っ先に思い浮かぶのが
「人生からの卒業」である。
べつに死にたいわけでもないし、むしろ死にたくないのであるが、なぜか卒業が迫っているように感じてしまい、残された期間になにが出来るか考えてしまう。
考えて、結局なにも出来そうにないという諦念が襲ってきて、人生そのものが疎ましく思えてしまうのだ。
こうやってブログに愚痴を書いているだけで、リアルではそれなりに普通に暮らしている。
ルソーは一般意志という概念を考えた。
一般意志とはVolonté généraleで英語にするとGeneral willであるが、willというよりも、wantに近いニュアンスを持っていると聞いたことがある。
一般意志のミソは目に見えず、言語化されないところである。人々の胸の内で渦巻く思いである。
と考えると、この社会はリアルでは明るく活力漲って笑っている人々が、その胸の内ではわたしと同じように諦念に襲われ人生からの卒業がちらついているのだとすると、世も末である。