小砂川(こさがわ)チト「家庭用安心坑夫」(群像6月号)
鈴木涼美「ギフテッド」(文学界6月号)
高瀬隼子(じゅんこ)「おいしいごはんが食べられますように」(群像1月号)
年森瑛(あきら)「N/A」(文学界5月号)
山下紘加(ひろか)「あくてえ」(文芸夏季号)
とのことで、全員女性。これは芥川賞始まって以来167回の歴史の中で初めてのことらしい。
ジェンダー問題が囂しい昨今、大丈夫なのかと心配になる。
というか、こういう話題でも作らないと芥川賞は見向きもされなくなってしまった感じがする。
さらに今回はすばるも新潮も、もちろんトリッパーも入っていない。一体どうなってしまったのか。
ちなみに、「N/A」は文学界新人賞で、芥川賞候補が発表される前に読んだ。感想も書いたのだが、ノートに書いてあってテキスト化してない。近いうちにする。
今回は全部読めないかもしれない。文藝夏季号が最新巻なので、貸し出し不可なのだ。図書館で読めばいいのであるが、あんまり長時間図書館で読書するのは好きではない。
しかし、ご覧の通り、高瀬氏以外は全部最近の作品。うーん。気になる。