書玄なる墨液はあまり見かけないかと思うが、呉竹とキョー和が共同開発したものである。安くて重宝する。
さて、両方の「玄」を比べてみて欲しい。クリソツ、というより、同一である。
そこで、サクッと調べてみると、↓お薦めである。
どちらも礼器碑の「玄」である。
ちなみに、
宗も書も礼器碑からとられたものである。
書道は玄が好きである。
なぜ玄宗なのか?
太宗とか徽宗とか書が上手い皇帝はたくさんいた。
玄は糸束を纏めた形である。そして、これを黒く染め上げた。そこから、黒という意味がある。実際は赤が混ざった複雑な黒らしい。
どちらが先行商品だかは知らぬが、わざわざ同じ書体にしなくとも良かったのではあるまいか。