写真をUPしてなかったと思う。
きゃらぶきと日本酒は完璧な組み合わせだ。
ワインとチーズが合うのは分かっている。世間でも喧伝されている。
日本酒ときゃらぶきはワイン&チーズに劣らない、否、勝っている完璧な組み合わせだである。これが喧伝されないのが不思議でならない。
ただ、あまり喧伝しすぎて、日本酒がワイン並に高騰し、きゃらぶきがキャビアよろしく、「陸の宝石」になっては困る。このブログで喧伝するくらいがちょうどいいかも。
金の話をしたが、わたしはこの酒とこの食べ物を前にしてコスパがいいなどとは全く思わない。よくレビューで「コスパがいい」と書かれているが、コスパ云々の話ではないのである。
この味はプライスレスである。
1万円のものを1万円で買うのと、千円で買うのでは、千円の方がコスパがいいということになる。コスパとはある価値を金額で除した数の大きさだと考えることが出来る。
ならば聞きたいのだ。この酒の適正価格はいくらか? 1万円か? 10万円なのか?
わたしは先日某レストランで十四代を飲んだ。一合4000円近くした。高いとは思ったがコスパが悪いとは思わなかった。
七賢は千円である。安いとは思うがコスパがいいとは思わない。
七賢の価値は無限である。無限を1000で割っても答えは無限である。(無限は数ではないので割れないがイメージ)
逆にフキはコスパがいいだろうか? フキは知人の敷地で採ってきたのでタダである。フキに価値があるとして0で除せば、答えはエラーである。計測不能だ。
コスパとは何でもかんでも貨幣価値で換算できるとの錯覚から生まれるものである。
近年では政治家までもがコスパばかりを語る。彼らはもう少し上品ぶって費用対効果というが意味は同じである。費用対効果とか喜ばしげに言っているやつには投票しない方が無難である。
コスパの幻影にとらわれている人は、ぜひ七賢ときゃらぶきを試してもらいたい。
Amazonだと送料がかかるせいか1700円もしてしまう。近所のスーパーを探したほうがコスパがいい。あ、ちがうか。
これも今なら近所のスーパーで手に入ると思う。