字を上手く書くにはいろいろな秘訣があると思うが、そのうちの一つを発見した。というより、痛感した。
環境である。
幼児がぎゃあぎゃあ騒ぐ環境ではなかなか落ち着いて字を書くことが出来ない。達人ならいざ知らず、普通のひとはやっぱり静かな環境で書いた方が上手い字が書ける。
いくら気にするなと言われても、ゲームの音、動画の声、話す内容、気にしないように頑張れば頑張るほど気になってしまう。
昔の人は書を書く前に、机の上に花を一輪飾ったりして心を落ち着かせたという。
そこまでは無理だとしても、静かな環境が欲しいものである。せめて字を書くときくらい。
別にこれは上手くないが殺風景なので書いた。
大門のいしずえ苔に埋もれて七堂伽藍ただ秋の風。