智永の真草千字文を全部書いた。真=楷書と草書が千文字ずつだから2千文字だ。
わたしが使ったのは宋拓なので、かなり字が潰れていたりして見にくい。
それはそれで、以外に知らない字や、知っている字でも書体がかなり変わっているものが多数あった。
ちょっと紹介する。まずは、知っている字だが書体が異なるもの。
次に、見たことのない字。
わけわかめである。
千字文は意味のない言葉がならんでいるのかと思いきや、道徳的なことも書かれているし、歴史の勉強にもなる。
ただ、一般的でない字が多い。千字文は日本に最初に輸入された漢字といわれるが、こんな漢字を輸入されて、当時の日本人も困ったのではあるまいか。