2019年はまだLGBTが流行っていた年だろうか? LGBTネタの小説は有り余るほどあり、普通の人間が出てくる小説よりも多いくらいである。
これは、ただLGBTではなく、さらに、捨て子、という設定も入れている。主人公はLGBTなので、必然的にそのパートナーもLGBT。
主人公のパートナーは元捨て子であった。
女と女、なので、子どもが出来ない。
ある日主人公の家の前に赤子が捨てられる。その赤子を警察に届けないで育てるという、ちょっと異様な話だ。
しかし、すぐに赤子を捨てた親がやって来て、返す。
そこにはLGBT故の葛藤があり……。
という話なのであるが、正直わたしはLGBTがよくわからない。
LGBTは性別の問題か、性癖の問題か、というのがある。アメリカでは性別による差別が禁止されている。
故に、LGBTを理由に解雇するには、それを性癖であると証明しなければならない。
最高裁の判決は画期的で、
「仮に男が女を好きになる、女が男を好きになる、場合は問題がない。男が男を好きになるというのは、男が男である故に生じる問題である。すなわち、男という性別が問題とされるので、これは性別の問題である」
見たいな感じだと聞いている。
確かに、性別という前提がない限り、ゲイもレズもない。