なぜワシを漢字で書かなかったのだろうか。普通に「第九軍団の鷲」の方が格好いいと思う。「ワシ」では小林よしのりみたいじゃないか。
ギャグ要素は一切ない。至ってバカまじめな作品である。
ローマ軍の第9軍団がイングランドに攻めたはいいが、負けたあげくに軍団のシンボルである黄金のワシを取られてしまう。さらに隊長は殺されてしまう。
その隊長の息子が、親の不名誉を払拭すべく、黄金のワシを取り戻しにイングランドに乗り込む、という話。
イングランド出身の奴隷をひとり連れて行くのであるが、そこで友情が育まれ……。
古代ローマが、古代イングランドがどんな具合かはよくわからないが、なんとなく楽しめる作品。
ローマ帝国って、なんかやってることが今のアメリカと変わらないなぁ、と思ってしまった。
アザラシ族とか、コワ可愛い。なかなかキャラが立っている。