ネタバレちょっと有り。
映画のただ券が手に入ったので観にいったわけであるが……。
ドンパチアクション映画を期待したところ、なんと社会派映画だった。
ケンポウ9ジョウとか意味不明なことを叫んでいる。なんで映画の中で自衛権とか交戦権とかそんな七面倒なことをやっとるのか。
目の前に敵がいるのに倒さないし。最後は国連頼みだし。
もっとボコボコ敵を沈めて欲しかった。なんとも観ていてフラストレーションがたまる作品。
もちろん、この映画の狙いはわかる。憲法9条とか、人命至上主義とか、そういう制約がかかった中で、日本は実際どのように戦闘行為を行えばいいのか、そのシミュレーションなのはわかる。
わかるが、勘弁して欲しい。
結局、なんだかんだで敵機を撃墜したり、敵艦を砲撃したりしているので、護憲派から見ても嫌な映画だろうし、好戦派が見たらスクリーンに銃弾をぶち込みたくなる。
キャストとか、設定とか、面白いのに見事にストレスを溜めさせてくれた。
映画館は君の名は以来だというのに。
そういえば、新海誠の新作が出るらしい。予告編を見たが君の名はとクリソツっぽいので、期待大だ。
もともとコミックが原作らしい。原作とは全然違うらしいが。