呉服屋をやっている友人がいて、
「おれ正絹の着物も洗濯機で洗っちゃうもんね」
というと、鼻で笑いながら、
「バカじゃねぇの」
だと。
たしかに、わたしも二十万するスーツを洗濯機で洗う気はしないが、安いスーツはがんがん洗濯機で洗う。
着物なんてもっと安くて、一番高い小地谷縮が一万円。正絹の紬の袷は5千円もしなかったと思う。襦袢も1000円くらいだ。
これを2,3千円かけてクリーニングに出すのはどうかと思う。
木綿や麻は別に洗うことに抵抗を覚える人はいないだろう。縮はすごく縮むが。
問題は絹だ。絹はチリチリになるのだ。
だが、幸い、襦袢はちょっとチリチリになったが気になるほどではない。
紬が一番酷かった。
こんな感じ。袖なんて悲惨である。
しかし、アイロンをかければご覧の通り。自分的には及第点だ。
裾のアップ。アイロン前。
アイロン後。
わたしは面倒臭かったので適当にかけたが、丁寧にかければ洗濯前以上の美しさになるだろう。
大きいし面倒なのでネットにすら入れなかった。
ただ、洗い方設定は「手作り」というのにした。
洗剤はエマールである。

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