文学・文具・文化 趣味に死す!

小説家 星香典(ほしよしのり)のブログ。小説、映画、ファッション(メンズフォーマル)、政治、人間関係、食い物、酒、文具、ただの趣味をひたすら毎日更新し続けるだけのブログ。 ツイッター https://twitter.com/yoshinori_hoshi  youtubeチャンネル https://www.youtube.com/channel/UC0YrQb9OiXM_MblnSYqRHUw

今週のお題「自己紹介」 ふと気がつくと自民党支持者かもしれない

今週のお題「自己紹介」

 

深いお題だ。

はたから見れば一応勝ち組の部類に入っているのだろうし、リア充に映るだろうし、それなりに幸せに暮らしているが、閉塞感というか物足りなさというか、日々にやるせなさを感じているのも事実。

ひょっとしたら、わたしみたいのが典型的な自民党支持者なのではなかろうか?

つまり、社会や世間に対して不満や不平をもっているのではなく、内側に正体のしれぬ問題を抱えている。

だから、「格差是正!」とか「社会保障!」とか「森友文章!」とか言われても全くぴんとこない。

政治に求めることはせいぜい、「経済がちゃんと回ってて欲しいな」程度で、それすら、本当にそう思っているのか疑わしい。数年前に赤木智弘氏の「希望は戦争」というのが話題になった。あれほど具体的、切実に破滅を望んではいないが、このまま予定調和な日々よりも、ハンドリング出来ない混沌に心惹かれる瞬間があることは隠すまい。

そんな混沌がお望みならば野党にでも投票すればいいではないか、と言われそうであるが、自分で混沌を引き起こすのは嫌なのだ。実に矛盾している。混沌に惹かれるが混沌を起こすのは嫌だ。混沌に荷担するのも嫌だ。ここ数年のわたしは吐き気がするほど品行方正だ。

わたしが小説を書くのは、そんな品行方正な現実からの逃避であるという一端があるかもしれない。じゃ、そんなに狂っている小説を書いているのかというと全然そんなことはなく、比較的品行方正な登場人物たちが闊歩する話である。

文学と現実の違いはなんだろうか。それは時間と距離感ではなかろうか。文学でも人々は悶々とした日々を送っている。しかし、紙片の終わりとともに、その悶々も一応は終わる。現実の人間の悶々に付き合わされると辟易するが、活字を通じてならばおもしろおかしく、時には、喜び悲しみを感じられる。

とりあえず、今現在の目標は、すごい作品を書くことである。

自著はどれも面白いと思うが、あえて選ぶならこれかな↓

 

かぐや姫を好きになったら

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